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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2011年04月23日
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カテゴリ:食育について
来客に天津甘栗をいただいた。
もちろん栗の殻が付いているものだ。
この殻を親指の爪で切り込みをいれて割って食べるのがまた楽しいものだ。

ところがこの作業が「面倒だ」というニッポン人がいたのである。
それも少なくない人数が。
そこで甘栗の殻を剥いた製品が日本に現れた。

中国で殻を剥いて日本へ出荷してるのだ。
以前にこの模様をテレビで見たことがある。
中国人女性がせっせせっせと殻を剥いている。
そして、一番多く剥いた従業員には特別手当が支給される、
ということでありました。
だったらみんなせっせせっせと速く速く殻を剥くよね?
そういう中国の従業員のみなさんのお陰で
日本人は殻なしの天津甘栗が賞味できるのでございます。

なんか変だなぁ?


魚は好きじゃない、という日本人がいる。
その理由を聞くと、

「骨があるから」

と言うのだ。

魚に骨があるのはあったり前田のクラッカーではないか?

それが現代ニッポン人にとっては「そうではない」というのだ。

そこで外国で、ニッポンへ輸出する魚の骨抜き作業が丹念に行われているってわけ。

甘栗の殻剥き作業にしても魚の骨抜き作業にしても、

「海外においてそういう労働者が雇用されているのだからいいのではないか?」

という意見もありましょう。
それはそうかもしれません。しかしながら、

「なんか変だな~? ニッポン人」

と思わざるをえません。

なんだかね、骨のない魚しか食べられないニッポン人って、
なんだかね、骨抜きにされたとした思えないんですよ。


あ、そうそう、結婚して夫が魚を食べないことを不審に思った妻が

「どうして食べないの?」

と、聞いたところ、

「骨があるから」

と、答えたそうだよ?

「魚に骨があるのは当たり前じゃないの」

と、妻。

「骨はお母さんが取ってくれていた」

と言う夫であった。

これ、本当にあった話です。

Oh、骨抜き骨抜き骨抜きおっと~!

なんかへんだなぁ~?

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最終更新日  2011年04月23日 20時51分40秒
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