テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:食事バランスガイドについて
そうして「マイ・ピラミッド」は今年の6月2日に改訂されました。
それを「マイ・プレート」と言います。 内容を見てみましょう。 食事のエネルギー量をコントロールし、栄養バランスを改善するための10項目 1.エネルギー・バランス 適正な体重を維持するために、1日に必要な食事のエネルギー量を知っておくことが必要。エネルギー摂取量(食事)とエネルギー消費量(身体活動)のバランスが乱れないようにしましょう。活発に体を動かすことは、エネルギーのバランス改善に役立ちます。 2.食事を楽しく でも食べなすぎないように注意 ゆっくりと時間をかけて食事をとりましょう。早く食べすぎたり、別のことをしながら食事をとると、食べすぎにつながります。自分に必要な食事の量を知っておき、食前、食中、食後にチェックしましょう。 3.お皿に料理を盛り付けすぎない 食べすぎを防ぐために、お皿やボウル、コップは小さめのサイズのものを使い、食事の前に料理の盛り付けを工夫しましょう。外食するときも、小さめのサイズを選び、ふだんの食事の量を思い出しましょう。 4.十分にとりたい食品 野菜や果物、牛乳や乳製品を十分にとりましょう。これらの食品には、カリウム、カルシウム、ビタミンD、食物繊維が豊富に含まれます。 5.お皿の半分に野菜や果物をのせましょう お皿にトマト、イモ類、ブロッコリといった赤色やオレンジ色、緑色の緑黄色野菜や果物を添えましょう。 6.低脂肪・無脂肪の牛乳や乳製品に変えてみる 低脂肪・無脂肪乳であれば、カルシウムなどの必須栄養素の量は同じでも、カロリーや飽和脂肪酸は少なくなります。 7.半分は全粒粉をとりましょう 精製された小麦粉や白米をとる代りに、全粒粉や精白されていない玄米を増やしましょう。 8.減らしたい食品 飽和脂肪酸、糖分、塩分が多く含まれる食品を減らしましょう。これらはソーセージやベーコン、ホットドッグといった肉類、ケーキやクッキー、アイスクリーム、キャンディーなどのお菓子、甘い清涼飲料、スナック類やピザなどの加工食品に多く含まれます。たまにとるのはいいけれど、毎日とるのは良くありません。 9.食品の塩分量をチェック スープ、パン、冷凍食品などの加工食品は、栄養表示を見て塩分(ナトリウム)量の少ないものを選びましょう。米国で販売されている缶詰食品には「低ナトリウム」や「減ナトリウム」、「無塩」といった表示があります。 10.糖分の多い清涼飲料の代りに水を飲みましょう 飲料水か糖分を加えていない飲料を選び、摂取エネルギー量をコントロールしましょう。米国で販売されている炭酸飲料や清涼飲料、スポーツドリンクの多くは糖分を加えてあるので、注意が必要です。 出典:USDA's MyPlate(米国農務省) 【出典】 新しい食事ガイドライン「マイプレート」 米オバマ大統領夫人が発表 http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2011/001805.php 「どっちでもいい」ようなこともありますが、とても具体的に なっていますね。日本の「食事バランスガイド」では、 ここまで教えてはいません。 「4.十分にとりたい食品」の中の「牛乳や乳製品」は、 「8.減らしたい食品」に分類したいですね。 「7.半分は全粒粉をとりましょう」と 「10.糖分の多い清涼飲料の代りに水を飲みましょう」は、その通りですね。 日本の食事バランスガイドでもこういう事を記述してもらいたいですね? 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月28日 17時48分26秒
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