テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:食育について
例えば、毎日せっせとヨーグルトを食べているのは
どうしても男性よりも女性の方が多い、と感じてしまいます。 しかし、スイーツが好きなのも女性、と感じています。 「私達は微生物に囲まれて生きています」 と述べるのは管理栄養士の幕内秀夫氏。 しばし耳を傾けてみましょう。 いわば私達は微生物と共存していると言ってもいいのです。 私達のお腹の中にも無数の微生物が生きていて、腸内環境を つくっており、その共存状態--バランスが崩れると、 下痢をしたり便秘になったりします。 それで有名なのが、ロシアのE・メチニコフという ノーベル賞を受賞した免疫学者で、彼は、 「腸内細菌のうち有害な働きをする腐敗菌が老化を促進する」 という有名な老化学説なるものを唱えました。 つまり老化は腸から始まるという説です。 ただし、彼がそこから導き出し、そして 彼の最大の誤りとなったのはヨーグルトをとること、 つまり、腸内環境を整えるには口からどんどん有用な 微生物を送り込めばいいと考えたことで、 (太文字は安食が設定しました) 文章の途中ですが、ここまで読んできてどう感じましたか? とくにヨーグルトをせっせと毎日食べている方々は、 「腸内環境を整えるには口からどんどん有用な微生物を送り込めばいい」 と、考えてはいませんでしたか? 幕内秀夫氏は、これを誤りとしています。 続きを聞いてみましょう。 逆に腸内環境をよくすると、有用な微生物が増える というところまでは行かなかったことです。 「あれれ? どういうこと?」 と思った方もおられることでしょう。 安食が補足説明をいたします。 腸内環境を良くしようとしてヨーグルトをいくら食べても、 腸内環境を悪くするような食べ物を食べていたら腸内環境は 良くならないのです。 では、腸内環境を悪くする食べ物ってなんでしょう? それは肉類などの動物性食品、牛乳・乳製品です。 ヨーグルトも牛乳由来です。(豆乳ヨーグルトは別です) では腸内環境を良くする食べ物はなんでしょうか? 再び幕内秀夫さんです。 大豆が発酵した味噌にはたしかにいろいろな 微生物が生きていますが、、それだけでなく、 いっしょに食べる玄米や分搗き米などに含まれる 食物繊維が、腸内を整え、よい微生物が繁殖する 環境を作り出している、と総合的に考える方がいい のではないかと思います。 【出典】 以下は女性にお勧めの幕内秀夫氏の著書です。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食育について] カテゴリの最新記事
|
|