テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:食育について
幕内秀夫氏の子どもの「パン食」は今日からおやめなさい!(送料無料)を読み終えました。
安食は幕内さんの本は何冊も読んでおります。 内容は重複することが多々あります。 しかしながら最近この本を購入して読みました。 それは、毎日ほとんどパン食でご飯をほとんど食べない女性に 読んでもらおうと思ったからです。 まずは安食自身が読みました。 この本は2007年9月20日初版発行です。 今まで知らなかった幕内さんのことが書いてありました。 それは、「長寿村との出合い」です。そこから引用させてもらいます。 就職後はあれだけ疑問に思っていたカロリー計算などを 生徒に教えていたりしていたわけですが、しばらくたつと、 山梨県の棡原(ゆずりはら)という村が長寿村として 話題になりました。そこは山の中なのでお米がとれず、 麦をどろどろにした「おばく」というものと雑穀を食べています。 あとは野菜くらいで、川でとれる魚がたまに食卓に上がると いうような、自給自足的な村でした。 私は棡原へ行き、民宿に泊まって、食事をしてみました。 そこではじめて私は、「これこそ栄養学だ」と思ったのです。 学校で勉強してきたのは、牛乳にはカルシウムがあるだの、 ほうれん草には鉄分がどうとか、食品を見るだけでした。 「食品学」でしかなかったのです。 食べ物を見るのは当然。だけど、食べ物を見るだけで、 人間を見ていないということに気がつきました。 人間の側から見れば、これはなんと面白い世界かと思いました。 私がその民宿に行ったのは一月で、三月には学校(専門学校の講師を) やめました。そこからです、「食生活ってなんだろう」と 考え始めたのは。アルバイトをしながら国会図書館に通って、 食生活のことを調べる日々をつづけました。 さらに幕内秀夫さんは、学生時代に休学して、 徒歩で日本縦断をして日本全国の食事を体験しました。 そしてさまざまな民間食事療法も体験しています。 そういう裏付けがあるからこそ、 介護されたくないなら粗食はやめなさい などと、「粗食」に対してどんなに批判されても揺るぎなく、 16年前から一貫して、粗食のすすめを提唱してこられたのだと思います。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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