テーマ:食べ物あれこれ(50376)
カテゴリ:育児について
しかしながら、過去においては、母乳ではなく人工乳(粉ミルク)で
授乳をすることがまことしやかに正しいことだと流布されて 実行されていた時代があるのですね。 「ゲゲゲの女房」がどこかで語っていました。 つまり、母乳育児よりも粉ミルクの方が乳児の 発育にとってはいいのだ、健やかに育つのだ、 という宣伝文句に騙されていたのですね。 当時、夫である水木しげる氏は売れっ子になる前で激貧状態だったそうだ。 それでも我が子に母乳をあげすに粉ミルクを買って与えていた、 というのだ。 なんということだ。なんという間違いをその当時の親たちは 信じてしまったのだ。憤りを感じますね。 そうして、安食もその犠牲者の一人だと確信しております。 なぜかというと、安食も母乳を飲ませてもらえなかった 赤子だったからです。 ずうっ~~~と以前に親に聞いたことがあります。 「なんで僕は母乳で育てられなかったの?」 「母乳は出たんだけど、お前が飲みたがらなかったんだよ」 と、母親の答え。 その後母親に確かめてはいませんが、これはきっと、たぶんに、 いや、絶対に、母乳より粉ミルク有用(=陰謀)論に騙されて しまったために、安食に母乳を与えなかったのではないか? と思ったわけです。 ゲゲゲの女房が、そのエピソードを語ってくれなかったら、 安食は今でも、「母乳は出たけどお前が飲みたがらなかった」 という母親の言葉を真に受けっぱなしであったことでしょう。 現代では、母乳よりも粉ミルクの方がいい、という母親はいないでしょう。 だから母乳育児をみなさんしようとしています。 ところが、母乳育児をしたいんだけど、母乳が出ない、 という母親もいるそうなのですね。 そこで牛乳に相談だ、じゃなくて古守豊甫医師に聞いてみよう。 棡原の女性は前述の穀菜食でありながら、驚くほどの 多産かつ母乳豊富である。あの肉食の少ない食生活で 本当かと読者は大きな疑問を抱くにちがいない。 しかも座産で安産だ。8人の子を一人で産みあげた 白鳥たけさん(90歳)は、寝そべって産むなんて、 そんな横着なことを考えたことはないと語る。 横着の語源は寝て産むことから来たのかもしれぬ。 なにしろ恐るべき多産で、13人産んだ女性を筆頭に 9人、10人、11人は軒並みである。しかも母乳は 98%の女性が多乳である。中にはオッパイが出過ぎて困り、 乳のとまるくすりはないかと医師に相談に行ったほどである。 この母乳分泌を旺盛にするもの、それが穀菜食、とりわけアワ、 キビ、ヒエ、穂トウモロコシなどの雑穀で、これを食べて寝ると 乳房が痛いほど張ってくるという。おそらくビタミンEの 作用ではあるまいか。これが実は棡原の真の姿である。 いやこれが戦前までの日本全国、農村地帯の本当の姿ではなかったか。 このあたりでもう日本人は肉食信仰をやめるべき時に来ていると思う。 なぜなら「母乳と穀菜食」が糖尿病学の学者たちの間から 見直されだしたからである。 【送料無料】長寿村・短命化の教訓 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月10日 17時48分45秒
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