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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2011年11月16日
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カテゴリ:食育について

健康の要は、肝と腎。大切な浄化槽です。

自然療法では、この肝と腎をどんな病気でも大切にします。

肝臓は右乳の下にある大きな臓器です。

腎臓とともに体の浄化槽です。

毒素や老廃物を流し、また公害物や食品添加物など体を害するものを
排泄するために、一生懸命働きます。

ですから、この浄化槽が弱ると難病や慢性病を起こしてしまいます。

肝臓は食べたものを処理する工場です。

食べたものは胃腸から最後に肝臓に吸収され、この肝臓が働いて処理します。

食品添加物や毒素なども、肝臓が出来るだけ体の外に働いてくれます。

また、吸収した栄養分を体に廻してくれます。

肝臓が悪くなると食欲がなくなるので体は弱ってしまいます。

肝臓は肉と砂糖が苦手で、過剰になると疲労します。

精神的苦痛やイライラ、美食、暴飲暴食は肝臓を傷める原因です。

肝硬変や肝臓ガンなどはその最たるものです。

肝臓は一番大きな臓器で、我慢強く頑張り屋さんです。

肝臓の働きは

・胆汁の生産と管理
・タンパク質の合成
・老廃赤血球の処理
・有毒、有害物の解毒
・ホルモンやコレステロールの調節

にも関係しています。

特に大きな働きとしては、

・ブドウ糖をグリコーゲンに変えて筋肉に蓄え、必要に応じてブドウ糖に戻し、
 
エネルギーにすることです。

ブドウ糖は穀類、イモ類などの含水炭素がエネルギー化したもので、
脳や内臓などの活動源として、どうしても必要なものです。

玄米、ゴマ、豆類、雑穀など胚芽のあるものは頭を良くします。

また、体のカロリー源となるのです。

さらに、肝臓と筋肉は密着している親子のようなもので、深いつながりを持っています。

肝臓が悪くなると

・イライラする、怒りっぽくなる、感情的になる

といった症状が出てきます。

怒ると筋肉が震え出し、相手と闘いたくなって戦闘的になります。

その時、筋肉は戦闘体制を整えるために、筋肉内にある老廃物や毒素を早く
肝臓に集めようとします。

こうして、怒りは神経を疲労させ、細胞を硬化させ、病の元をつくるのです。

【出典】食生活が人生を変える 東城百合子著

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最終更新日  2011年11月16日 14時56分23秒
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