テーマ:給食のこと(63)
カテゴリ:給食について
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学校給食チェックしよう 菓子パンが主食?炭酸飲料? 産経新聞 2月8日(水)7時55分配信 子供がどんな給食を食べているか知っていますか? 「おいしそう」と思う一方で、「この組み合わせはちょっと」と疑問を抱かざるを得ない献立が頻繁に登場する学校もある。子供が毎日何を食べているか、親の目から一度チェックしてみてはどうだろう。(平沢裕子) ◆健全な食生活を チョコチップパン、メロンパン、抹茶きんときパン…。これらの菓子パンは、実際に学校給食の主食として出されたものだ。 全国の変な給食献立を再現し、検証した『もっと変な給食』(ブックマン社、1400円)の著者で管理栄養士、幕内秀夫さん(58)は「僕らが子供の頃は脱脂粉乳にコッペパンだった。その後、食パンが出るようになり、最近は菓子パンが増えた。家で食べるのは構わないが、給食で主食にすべき食べ物でしょうか? 明らかに子供におもねる献立としか思えない」と指摘する。 幕内さんは平成21年12月、『変な給食』(同)を出版。同書をきっかけに献立の改善に取り組んだ自治体もあるが、一方で「たまに出てきた変な給食を取り上げて揚げ足を取っている」「子供が喜んで食べるならいいのでは」などの批判も寄せられた。 これに対し、「クリスマスなど年に1、2度の特別献立なら問題にしないが、一部の自治体で変な献立が日常的に出ているのは事実。学校給食は学校給食法に基づいており、税金も使われている。一般の飲食店の献立と同じように考えるべきではない」と幕内さん。 学校給食法第2条2に「日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、および望ましい食習慣を養うこと」、同条6には「わが国や地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること」とある。 実際の献立として、「ジャージャーめん・フライドポテト・サイダーポンチ・牛乳」(東京都町田市)、「セルフカスタードクリームサンド・ポトフ・牛乳」(鹿児島市)がある。 この献立について、町田市学校教育部保健給食課は「炭酸飲料が問題視されたようだが、デザートなので。給食にはいろいろな意見が寄せられており、それを参考に直すべき所は直していきたい」、鹿児島市教委保健体育課は「カスタードクリームはパンの付け合わせ。カルシウムなどの栄養所要量を満たすためで甘さは極力控えめ。コッペパンとポトフなら献立としてそれほど違和感はないのではないか。意見の一つとして承り、今後の参考にしたい」。 ◆完全米飯にすれば 「変な献立は主食がご飯でないときに多い」(幕内さん)という。文部科学省によると、平成21年度に週3回以上の米飯給食を実施した小学校は全国で89・5%だが、週5日の完全米飯給食は1843校で6%。同省は週4日以上の米飯給食を推奨している。米飯以外の日の献立がひどいことを考えれば、完全米飯給食に切り替えるのが「変な給食」をなくす近道ともいえる。 幕内さんは「前著に対して寄せられた意見の1割弱が『どこがおかしいか分からない』というものだった。今の20代の親にとって、これらの献立は変ではないのかもしれない。それが一番の問題。これらの献立が変だと思う人がまだ多数派と思われる今、多くの人に学校給食について考えてほしい」と話している。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000115-san-soci 【送料無料】 変な給食 / 幕内秀夫 【単行本】 【送料無料】 もっと変な給食 / 幕内秀夫 【単行本】 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年02月12日 15時38分21秒
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