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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2012年04月28日
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カテゴリ:塩パワーについて

またまた自称百姓の赤峰勝人さんに登場してもらいましょう。

10匹のネズミに、通常の20倍の塩分が入った食事と
1パーセントの食塩水を六ヶ月の間、毎日食べさせました。
すると、10匹のうち4匹が高血圧になったというのです。
この実験は食塩が高血圧の犯人だというので、大変な反響を
呼びました。けれど、確かに4匹は高血圧になりましたが、
あとの6匹は血圧が変わらなかったのです。それだけ大量の
塩分を六ヶ月も食べ続けたのに、です。なぜ、少ない方の
4匹が問題にされ、多い方の6匹が無視されてしまったのでしょう。
人々は、もう塩分が高血圧の犯人ということで一件落着に
すればいいじゃないかと思いたがっていたのかもしれません。
この実験には、もう一つ、胡散臭いところがあります。
ネズミに六ヶ月も与え続けたという、通常の20倍の食塩
というのは、人間の場合で換算してみると、一日におおよそ
200グラムもの塩ということになります。それだけの量の
食塩を、たとえネズミであっても六ヶ月間食べ続けるのは
不可能です。ウソだと思う人は、試しに十日ほど食べてみて
ください。よほどの塩分不足の人でも、三日も食べられません。
体が受け付けなくなってしまうのです。無理にでも食べると、
すぐに吐いてしまいます。
生体の自然治癒力はそんなふうに働くものです。
自分の体を守ろうとするのです。当然、実験に使われた
10匹のネズミたちにも、自然治癒力は働いたはずです。
この実験に胡散臭さを感じるのは、そこなのです。
減塩なんかしなくても、生体というものは、塩を摂りすぎる

【出典】
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最終更新日  2012年04月28日 19時02分43秒
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