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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2012年05月02日
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カテゴリ:ご飯パワー
うつ病患者が増えています。なぜでしょう?
ストレスの多い社会だから?
それもあるでしょう。でもうつへの引き金は引かれなかったら
発症はしないのです。
現代人の引き金はとっても柔らかくできているのです。
だからすぐに引かれてしまう。
引き金は固い状態にして容易に引けないようにしておかないと
いけません。そうしたらそうやすやすとはうつ病にはなりません。
どうして現代人の引き金は柔らかくなってしまったのでしょうか?
それはやっぱり食事の間違いが大きく関与していると思わざるをえまえん。
週刊朝日に次の記事がありました。

うつを予防する食事 意外にも居酒屋メニューがぴったり

週刊朝日 4月29日(日)7時4分配信

 ゴールデンウイークが明けると、「五月病」の季節がやってくる。憂鬱、不眠、食欲不振などの症状が出るあなたは、「うつ病予備軍」かもしれません。

 このうつ病を未然に防ぐ方法はないかと探してみると、新宿溝口クリニック院長の溝口徹医師が提唱する「栄養療法」に行き当たった。

 溝口医師の説明を聞こう。

「うつ病は『心の風邪』ともいわれています。風邪をひいたときは栄養を取って休むように、うつ病も必要な栄養を取ることで予防や症状の改善が図れるのです」

 では、具体的にどんな食事をすれば、うつへの耐性を高められるのだろうか。管理栄養士の大柳珠美さんは次のように話す。

「外で働いていると、お昼は外食になりがちですが、丼物やめん類はやめて定食を選び、ご飯やパンは初めから断りましょう。付け合せのフライドポテトやコーンも糖質が多いので残します。代わりに海藻や鶏肉のサラダ、冷や奴などを足せば、必要な栄養は満たせるし、満足感も得られます。太り気味でなければ、サラダにはマヨネーズやオリーブオイルをかけてもいい。かつお節やのり、ジャコなどをかけると、たんぱく質やミネラルも効率的に取れてベターです」

 意外だが、夜は居酒屋に繰り出すといいという。

「居酒屋のつまみには高たんぱくのものが多くあります。天ぷらや豚カツなど衣
の厚い揚げ物や、ポテトサラダや肉じゃがなど芋料理以外は、何を頼んでも大丈夫です。シメはおにぎりやお茶漬け、ピザやパスタなど炭水化物ではなく、シジミ汁などの汁物にしましょう。お酒は糖質を含むビール、日本酒、カクテル以外の、焼酎やウイスキーなど蒸留酒と辛口のワインを楽しんでください。糖質オフのビールもいいですね」(大柳さん)

※週刊朝日 2012年5月4・11日号

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120429-00000000-sasahi-ent

こういう食事でうつ病を予防できるとは思えないんだけどなぁ。

それに、なにかおかしい、と思いませんか?

>溝口医師の説明を聞こう。

としながら、溝口医師の話はたった二行でおしまい。
その後は管理栄養士の大柳珠美さんの話。

>丼物やめん類はやめて定食を選び、ご飯やパンは初めから断りましょう。

意味がわからん!丼物はご飯でしょ? 安食はお勧めしますよ。
麺類だっていろいろあるけど、うどんやそばだったらお勧めですよ。

定食っていったらご飯が付いてくるよね。そのご飯を断るの?
パンが付く場合はパンを断るの?
主食は何を食べるんじゃい!?
あ、やっと分かった。丼物じゃ、ご飯を断ることができないからだ。
いま流行の低炭水化物の食事を勧めているわけだな?

>フライドポテトやコーンも糖質が多いので残します。

やっぱりそうだ。しかしながら、そう言う理由で残すのって
罪なことではないか?店に対して失礼ではないか?
残すのだったら初めから注文しないことだ。

>ポテトサラダや肉じゃがなど芋料理以外は、何を頼んでも大丈夫です。

何を頼んでも本当に大丈夫なの?

>シメはおにぎりやお茶漬け、ピザやパスタなど炭水化物ではなく、

ピザやパスタは安食も勧めはしないけど、シメは日本人だったら
おにぎりやお茶漬けがいいんでないかい?

>お酒は糖質を含むビール、日本酒、カクテル以外の、焼酎やウイスキーなど
>蒸留酒と辛口のワインを楽しんでください。糖質オフのビールもいいですね」

ビールや日本酒は糖質を含むからこそ良いお酒なんだけどな。
それを分かってくれないのが管理栄養士っていう人なんだね。


おっと、管理栄養士は誰もがそう言う発想をしている、というわけでは
勿論ありませんよ。
そこで管理栄養士、幕内秀夫さんのこの記事に対する記述を読んでみましょう。

▼「算数」の好きな栄養士は多い。この栄養士は、「糖質」をとらない算数が好きなようです。栄養士に言いたい、すでに、あなたが進める食事を実践している若い女性が山ほどいます。そのような女性が、婦人科系の疾患で医療機関に通院しているのです。現実に、先日も紹介した『読売新聞』の記事。減量が必要な女性アスリートはそんな食事をしている人が多い。生理のない女性が多いことが問題になっているというものだった。 それがアスリートだけではなく、一般の女性にも広がっている。しかも、忠実に実践している女性ほど、病気は重い。おそらく、この栄養士は「血糖値」が上がらないことだけを考えているのだろう。もう一つは、体重だろうか?「うつ」との関係はまったく意味不明?その食事が全身に与える影響を考えていない。とくに、女性のからだに与える影響を考えていない。かつて(今もか?)、多くの栄養士がタンパク質の「算数」ばかりをやっていた、あるいはカルシウムだけの算数をしていた、今度は「糖質」の引き算だけをする栄養士が出てきた。今度は、何の算数をするのだろう。何の算数をするかで、また、その主張はコロコロ変わる。おそらく、この栄養士は5年、10年前は別の算数をしていたはずだ。そして、5年、10年後、その算数は必ず変わる。部分しか見ない、栄養士の常だ。

http://blogs.yahoo.co.jp/makuuchi44/53000397.html

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最終更新日  2012年05月02日 20時17分58秒
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