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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2012年05月24日
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カテゴリ:食育について
双方フルタイムで働いている夫婦が、食事の用意を分担している家庭は
どれくらいあるのでしょうか?
安食の知る限りでは、多くは妻が食事担当になっているように思います。
皿洗いは夫か?掃除や洗濯は?ということになると?
う~ん、そのパーセンテージはわかりません。

では女性の大腸癌の話に戻ります。
女性の方が多いのはなぜなのでしょうか?
そこで牛乳に相談だ、じゃなくて幕内秀夫さんに聞いてみよう。

この数十年で、女性達は極端にご飯の消費量を減らしました。
その代わりに増えたのが「カタカナ主食」。
パン、パスタ、ピザ、シリアルなど、油を多く含む欧米型の
主食のことです。朝はパン、昼はパスタ、夜はごはん(お米)
をごく少量・・・・。しかも、多くの女性はダイエットを心がけていて、
その第一歩として、ごはんの量を減らそうとする人が多い。
こうして、日本人女性はますますご飯の摂取量を減らしています。
油型の主食であるカタカナ主食には、油型の副食しか合いません。
パンやパスタにほうれん草のおひたしも、煮物も、和え物も
合いません。合うのはソテー、オリーブオイル炒め、フライなどです。
こうして健康に無頓着な男性に比べ、おなかに入る食品のうち、
油脂に富んだ食品の割合が圧倒的に高くなっているのが日本の
女性たちです。食生活全体ではなく、食品単品を見ているために、
こういうことになってしまいがちなのです。
「ごはんは太る」といって、ごはんを避けてカロリーを控えて、
その代わりに血清コレステロール値を上げているのが
日本人女性の現状なのです。

【出典】
子どもの「パン食」は今日からおやめなさい! 栄養学不要論 講談社+Α新書 / 幕内秀夫 【新書】

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最終更新日  2012年05月24日 20時31分04秒
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