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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2012年05月25日
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カテゴリ:食育について
多くの日本人は「ヨーグルト」を連想するのではないでしょうか?
おいおい、なんで異国の食べ物をまず最初に連想するのかい?

「最近、色々な面で乳酸菌の働きが見直され、ヨーグルトを
食べる人が増えていると言いますが、非常に違和感を覚えます。」

と仰るのは管理栄養士の幕内秀夫さん。
全文を読んでください。

漬物は最高の野菜料理―2

 本来、漬物は野菜を保存するために考えられてきたものです。ところが、保存する過程で「発酵」することになります。そのことによって、単に塩辛いだけの野菜ではなく、特有の風味を生み出すことになったのです。酸味を伴ったものが多いのは、乳酸菌によるものです。乳酸菌の力を借りて、腐敗菌の働きを抑えてきたのです。
 最近、色々な面で乳酸菌の働きが見直され、ヨーグルトを食べる人が増えていると言いますが、非常に違和感を覚えます。乳酸菌を意識するなら、他の国の食べ物を追いかける前に、じっと足元を見つめるべきです。日本ほど乳酸菌を始めとした、発酵食品を食卓に取り入れてきた国はありません。その代表が、味噌であり漬物です。
韓国の農村部に行った際、夏に食べる「水キムチ」を食べさせていただいたことがあります。その際、その漬け汁も飲むことをすすめられました。風味豊かで、酸味が利いた美味しい物でした。夏はお腹をこわすことが多いから、飲む習慣があるのだと言います。考えてみれば、日本でも、夏になるとぬか床を水で薄めて飲む習慣がありました。今や、そんな話は「昔話」になってしまいました。韓国でもキムチを家庭で漬ける人は減っていると言います。それでも、ごはんの横には堂々とキムチがあることに変わりません。非常にうらやましく感じたものです。
漬物は「塩の塊」ではありません。漬物を「塩分」だけで、いい悪いを論じるのは偏っています。長い歴史の中で、漬物の意味を考えるべきです。ごはんに味噌汁、漬物。この組み合わせは、日本人の知恵の結晶です。日々の食卓に漬物を見直したいものです。

http://blogs.yahoo.co.jp/makuuchi44/53055832.html
(太文字は安食が設定しました)



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最終更新日  2012年05月25日 17時57分25秒
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