テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:食育について
皆さんが美味しい美味しいと言って食べている牛肉。あれってどうやって生産されるのか考えたこと、ありますか? 牛肉ができるまでを、簡単に見てみましょう。 まずはヴィール(食用子牛)について書かなくてはならないだろう。 酪農業者にとって雄の子牛は不要である。そこでヴィール産業へ売るのだが、 ここでは子牛たちに過酷な監禁生活が待っているのだ。 子牛は、筋肉を発達させないよう普通に動くことすら許されない。 肉の柔らかさという値打ちを保つためだ。 そのために狭い木枠の中に押し込められ首は鎖でつながれる。 餌は強力な抗生物質入りの代用乳が与えられる。 この代用乳は鉄分抜きである。ピンクがかった白い理想的な肉質にするために、 子牛を貧血状態にしなければならないからだ。0.. 水は与えられない。 のどが乾いた子牛はより多くの代用乳を飲むことになり、成長が早まるからだ。 敷き藁は一切入れられない。 子牛がそれを食べてしまうと肉の淡い色が失われてしまうからだ。 なぜ木枠なのか? 鉄分不足を補おうと、子牛が鉄枠をなめるからだ。 なぜ首を鎖でつなぐのか? 尿にはわずかな鉄分が含まれている。鉄分不足を補おうと、 子牛が自分の尿を舐めるからだ。 だから向きを変えられないように鎖でつなぐ。 このような状態で飼育したら、子牛が病気になるであろうことは 容易に想像できるだろう。出荷するまでの16週間で10%の子牛が死ぬことも 珍しくないそうだ。しかし、ヴィールは珍重されており、 高級レストランが高値で買うので採算はとれるという。 ヴィールは 生後16週間で やっと監禁から解放される。 が、行き先は食肉処理場である。 http://plaza.rakuten.co.jp/nanchattevegan/diary/200801130001/ 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月26日 22時39分57秒
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