テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:塩パワーについて
と、タイトルのことを述べるのは熊野さん。 今回は塩のお話です。熊野さんのメルマガから一部転載させてもらいます。 減塩が行き過ぎるとどんなことになるのでしょうか? 1. 新陳代謝の衰え、怪我が治りにくい、肌のつやがなくなる 2. 食欲の減退、消化能力の衰えによる体力の低下、嘔吐、下痢、 便秘などの胃腸障害の発生 3. 筋肉疲労、反応の鈍化、足腰の痛み、筋肉痛、けいれん 4. 心臓の機能低下、血圧低下による脳梗塞、脳軟化症、老人痴呆症の発生 5. 腎臓の機能の低下、尿の中に出した塩分を再吸収しようとするため、 過労状態となり機能が低下する 6. 国が滅びる 男は倦怠感や脱力感に襲われ、やる気がなくなる。 女性は冷え性、流産、早産、不妊症が多発して子供が少なくなる。 (参考) 塩が泣いている 下平 正文著 ポケット文庫 より 以下、新・食物養生法 食医学と薬効食品 鶴見 隆史著よりご紹介します。 ■塩が高血圧の原因という誤解(2) 確かに塩もピンからキリまで、良い塩と悪い塩があり、 その悪い塩を例に出されたら高血圧になるのではないかといわれると 困るのですが、良い塩こそ塩の本態ですので、本質的に 塩は血圧とは何の関係もないといえると思います。 良い塩とはいわゆる「自然塩」です。 悪い塩とは、 1.精製塩(NaCl 99.9%の塩) 2.古い塩 の二つです。 一倉定氏は、 『私の行なった多くの実験では、自然塩を摂ると、血圧は見事に しかも急速に下がってゆく。 例外は一つも無い。 自然塩は高血圧を下げるだけでなく、低血圧は上昇して正常血圧になる。 この一見不可解な現象も、人体生理を理解していれば不可解でも何でもなく、 当たり前のことなのである』 とも述べています。 身体に良い塩とは自然塩のことですが、自然塩とは、海水の組成に近いもので ・NaClが主(80~90%)、残りの10~20%があらゆる微量ミネラルを含んだもの いうことが出来ます。 この微量ミネラルは、以前は(最近まで)五十数種類といわれたものでしたが、 今では千種類以上もあるといっている人もいます。 とにかく、その微量ミネラルの多い塩は、人体には極めてプラスに働くのです。 ●良い塩の働き 1.良い塩は筋肉の動力源 全ての筋肉は塩の浸透圧の力で動く。 塩が失われると極めて強い脱力感が起こる。 特に心筋に至っては、塩が失われると心肥大を起こし心不全になったり、 心房細動や不整脈となったり、ろくなことがない。 良い塩は心筋には大変必要欠くべからずの物質。 2.良い塩は神経伝導に関係 ありとあらゆる生理機能は神経の伝導により起こるが、塩がその原動力である。 3.胆汁の生産に関与 胆汁は脂肪やタンパクの消化に極めて重要な消化液であるが、 それを作るのは良い塩である。 4.良い塩は消化作用を司る 消化液も同様、良い塩が関与。良い塩が作る。 5.体温保持作用 良い塩は体温の保持作用に働く。 冷え性の人の尿には塩は殆ど無くそれ故、冷え性は塩不足(陰性)と いうことがいえる。 6.身体のpHの調節 Naは最強のアルカリ化のミネラルであり体液の酸性化を予防する こういった働きのある塩がたらなくなると、むしろ大変な症状に 悩まされることになります。 塩が欠乏すると次のような症状が起きてきます。 ●良い塩不足の弊害 ・無気力、易疲労、脱力感 ・顔面蒼白 ・食欲不振 ・味覚異常 ・低体温 ・冷え性 ・循環不良 ・月経困難症 ・子宮筋腫、子宮脱 ・易感染性 ・心、肝、腎の機能低下 ・腸の蠕動低下(→便秘) ・脱肛 ・内外痔核 ・めまい ・貧血 ・筋力低下 ・乏尿 ・浮腫出現 ・動脈硬化 ・全身の痛み 人間の身体の体液(血漿)の組成は実に海水に似ています。 その海水のミネラルバランスを大きく逸脱しますと、人間はこのような症状の どれか(あるいはいくつも)を起こし、すぐに病気になるのです。 この海水の組成の自然の微量ミネラルの多い塩は人体に不可欠なのは当然な訳です。 それでは、悪い塩は何故悪いのでしょうか。 悪い塩とは、 1.精製塩(NaCl 99.9%の塩) 2.古い塩 の二つです。 1.の99.9%NaClのいわゆる精製塩は論外の塩であり、 塩とはとても言い難いといっている人もいます。 このような極端に偏った塩ですと、人間のミネラルバランスは ひどく偏ったものとなり、これまた身体に良いことはありません。 要は10~20%の全ての微量ミネラルが存在していることに意味があるのです。 2.の古い塩こそ血圧に関係するものです。 古い塩とは、 ・干物や煮干し、スナック菓子、干し肉 などのしみ込んだ塩で、ミネラルは魚や肉などに奪われ、カスとなった 内容の塩のことです。 この場合、塩が悪いというより過酸化脂質(酸化物)の酸化した油と一緒になる ことで、毒性が出てしまうのです。 漬物の場合も古い塩ですが、漬物そのものは良い塩からミネラル分を 大量に吸収したアルカリ食品で、これは人体に大変良いものです。 … [続きはコチラから] https://mypage.mobile.mag2.com/WebLeading.do?id=DLTDArVsENo&position=3000#position 正食と人体―一倉定の体験的健康学 【レビュー】 とにかく食についての既成概念をひっくり返すような内容だった。 減塩、減塩といわれているが、ナトリウム99%以上の塩のことであって天日塩のばあいはたってもとりすぎることはなく病気にならないというのだから驚きです。僕も、これに基づいて食事を変えてみようと思います。 7年程前に読んだ本ではあるが、昔では食養運動家の桜沢如一氏、最近では医師の石原結實氏 が、同じような内容を書いておられます。「塩」の既成概念が覆り、食生活の見直しが出来る内容であると思う。現在病気の方や病気未満の「未病」の現代人には参考になる著書。 食事を変えなければ大和民族は衰亡する 【レビュー】 思えば小学校入学時から今まで、「牛乳を飲むことはいいこと」と刷り込まれ、20代の頃には肉類を食べると元気が出ると思い、30代の今は、減塩に気を使う・・・。これらの行動はみなまちがっていました!!その結果、私は冷え性と疲れやすさに悩み、子供たちはアトピーと花粉症に・・・。この本との出合いをきっかけに、東洋医学やマクロビオティックの勉強をしたいと思います。個人の健康だけでなく、社会を騒がせている青少年の犯罪も、食事に原因ありという驚きの警告です。 ◎超危険!食品添加物が子どもに与える危険性と解決策 のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ ⇒ http://bn.mobile.mag2.com/bodyView.do?magId=0000226905 ★お知らせ★ アメブロで過去記事をアップしています。ぜひご覧下さいね? 食育は9歳まで!食事バランスガイドも栄養学も食育も間違い! 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年06月10日 21時53分40秒
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