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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2014年01月19日
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今回は熊野さんのメルマガからお送りします。

>ご存知の方もおられると思います。
>
>私は、腸内細菌が酵素を作っているとは知りませんでした。
>
>以下、新谷 弘美先生の「病気にならない生き方」より。
>
>
>■人間が生きていけるのは微生物のお蔭
>
>海で死んだ魚はどうなるか知っていますか?
>
>海底深くを見ても、魚の死骸が堆積しているところなどありません。
>
>では、魚の死骸はどこに行ったのでしょう。
>
>答えは「消えてしまう」です。
>
>海の中の微生物が少しずつ分解してしまうので、いつの間にかなくなってしまうのです。
>
>
>私たちの世界は、肉眼では見えませんが微生物に満ちています。
>
>きれいな空気の中にも、1センチ立方に約千匹もの微生物がいるといわれています。
>
>高度一万メートルの上空にも、地下一万メートルの世界にも、微生物はいます。
>
>勿論海中にも沢山の微生物がいます。
>
>
>そして、私たち人間の腸の中にも「腸内細菌」と呼ばれる微生物が
>沢山住んでいます。
>
>つまり、私たち人間は、微生物と共に生きているのです。
>
>人間の腸内には、約三百種類、約百兆個の腸内細菌が住みついていると
>いわれています。
>
>
>彼らはただいるだけではありません。
>
>私たち人間はとても多くのことを、この細菌たちにして貰っています。
>
>その中で最も重要なのが、生命力の源であるエンザイムを作って貰っていることです。
>
>腸内細菌は、およそ三千種類ものエンザイムを作っているといわれています。
>
>
>腸内細菌にはいわゆる「善玉菌」と「悪玉菌」と呼ばれるものがいます。
>
>一般的には、乳酸菌のように人間にとってよい働きをするものを「善玉菌」といい、
>ものを腐らせたり、人間の体に害を及ぼすものを作り出す菌を「悪玉菌」といいます。
>
>善玉菌というのは、一言でいえば抗酸化エンザイムを持っている菌のことです。
>
>彼らは腸内にフリーラジカルが発生すると、自ら死んで体内の抗酸化エンザイムを
>出し、フリーラジカルを中和させてくれます。
>
>
>腸内には絨毛と呼ばれる小さな突起がびっしりあるのですが、
>その絨毛の突起の間には善玉菌である乳酸菌が入り込んでいます。
>
>この絨毛の中には免疫システムにかかわる白血球やNK細胞(ナチュラル・キラー)
>といったものが出てくるのですが、それらは
>
>・異種タンパクや細菌、ウィルスやガン細胞
>
>などの異物と戦うときに大量のフリーラジカルを出します。
>
>
>乳酸菌はその後始末ともいうべきフリーラジカルの除去に活躍してくれるのです。
>
>一方、悪玉菌は、不消化物などを破壊・崩壊させるような働きをするので、
>一般的には有害菌だと考えられているのですが、不消化物を早く体内から
>排出するために、異常発酵を起こし有毒なガスを出させて腸を刺激し、
>ガスや便の排泄を促していると考えることも出来るのです。
>
>
>ですから私は、腸内細菌というのは、本当は善悪がそんなにきっぱりと
>分かれているものではないのかと考えています。
>
>悪玉菌も、必要だから体内に常在しているのではないでしょうか。
>
>人間に利益をもたらすものを「善玉菌」、
>人間に毒になるものをもたらすのが「悪玉菌」、そして
>それ以外の人間には毒にも助けにもならないような菌を「中間菌」と
>称するのですが、これはあまりのも身勝手な分類だと思います。
>
>
>大切なのは全体としてのバランスです。
>
>タンパク質のようにどんなに大切な栄養素でも、とり過ぎれば体の中で
>毒になるように、悪玉菌も増え過ぎれば問題ですが、健康維持の為には
>いなければ困る細菌なのではないでしょうか。
>
>
>腸内細菌のバランスはとてもデリケートです。
>
>微生物というのは、非常にもろい生物です。
>
>環境に左右されやすく、繁殖に適した環境だと一気に何千倍、何億倍にも
>増えますが、環境が悪いとすぐに死んでしまいます。
>
>
>また中間菌は、廻りに善玉菌が一杯あると、自分も抗酸化エンザイムを
>出すようになるのですが、廻りに悪玉菌が多いと、逆に自分も酸化酵素を
>出して悪玉菌に変わってしまうという、ファジーな性質を持っています。
>
>つまり、より多数派に染まってしまうのが中間菌なのです。
>
>
>人間は悪玉菌を毛嫌いしますが、悪玉菌が増えるような腸内環境を
>作り出しているのは、他ならぬ自分自身です。
>
>自分の食生活の乱れや、悪い生活環境を棚に上げて、
>微生物を責めることは出来ません。
>
>中間菌を悪玉にするか善玉にするかは、自分自身の行いが決めているのです。
>
>【出典】病気にならない生き方 新谷 弘美著
>
>
>■台所を科学するコツと勘どころ(緒方出版)より
>
>この書籍はお料理する上で非常に役に立つ知恵に溢れています。
>
>昔なら、おばあちゃんとかお母さんから台所のお手伝いをした時に
>知らず知らずの内に受け継いでいった知恵だと思いますが、
>核家族が進行していくとそういう口伝の知恵を受け継いでいくことも
>難しくなってるように思います。
>
>
>■料理が上手になるコツ(卵料理編、その4)
>
>13. ゆで卵の殻は水につけてからむく
>
>好みの状態にゆで上げた卵は、引き上げたならすぐ冷水にとりましょう。
>
>古い卵では、加熱が続くと卵白から硫化水素が発生し、
>卵黄中の鉄分と結びついて硫化鉄となり、
>卵黄が黒く変色してしまいます。
>
>水につけることで加熱を止めれば、黄身は鮮やかなままに。
>
>また、冷水で冷やすことで殻がわずか…
>
>[続きはコチラから]
> https://mypage.mobile.mag2.com/WebLeading.do?id=5m3CzdB2hJP&position=3000#position
>◎超危険!食品添加物が子どもに与える危険性と解決策
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新谷弘実医師の最新ニュース解説
http://piq.cutegirl.jp/l6bE890Ndh/

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最終更新日  2014年01月19日 23時13分48秒
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