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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2014年12月06日
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カテゴリ:食育について

厚労省はなんの断りもなく、説明もなく、これを
取り下げて知らんぷりです。
しかし、それをまだ信じている人がいるみだいだ。
内海聡さんのfbからシェアします。

一日30品目食べましょうという嘘

30品目食べましょうなどと言うのはどう考えてもおかしいことです。本当に従来の旬の食物だけであれば、一日30品目は不可能です。さすがに最近は30品目はあまり言われなくなり、14品目からバランスよく摂りましょうとなってきているらしいです。その14品目とは「1 穀物類、2 豆・豆製品、3 魚介類、4 肉類、5 牛乳・乳製品、6 卵、7 果物、8 海藻類、9 キノコ類、10 イモ類、11 緑黄色野菜、12 淡色野菜、13 油脂類、14 嗜好品」だそうです。

確かにこれは一理ありますが、それでも毎日すべてを食べるのは難しい。イモ類とキノコ類、海藻などは、本来は旬の季節以外に採れにくいものですし。だからこれも重要視することなく、本当の旬を知って食べることが重要だと思われます。たとえばトマトを冬から作ろうとすると、自然には受粉しないから、シュッシュッと人工のホルモン剤をかけます。この人工ホルモンを使用する例としては、トマト、ブドウ、ナス、キュウリ、いちごなどがあります。こういうものを食べていて健康にはなれません。

あと一物全採の考え方で行くと、多くのタネはもちろん皮だって食べたほうが体にはいいですね。そのためにも、自然栽培のほうが皮に農薬がついていないから安心です。また東洋医学などでは酸っぱい、苦い、辛い、塩辛い、甘いという何千年も前からの五つの味覚があります。この五味の「甘い」というのは、砂糖の甘みではないんです。この五味の本当の意味を理解しなければなりません。

たとえばキュウリ、ダイコンを食べれば自然の甘みがあります。それが甘味、本当の意味での東洋医学の「甘い」という味です。でも、今は「甘い」といえば、砂糖類の味を指している。現代人は自然の甘さを知る必要がありますし、甘い以外の四味も、もっと増やさないとダメです。春野菜なんて、「苦み」の典型ですが、ああいう苦味を、今の人は食べられなくなっています。種類よりも質と旬のものを食べるということが重要です。

何種類食べてもカスばかり食べていては意味ありません。その意味では自然農法などもそうですが原種に近いものを選ぶということも重要です。たとえば米では一番日本で作られてきたお米は環境適応性が強いササニシキです。タネが昔からの原種に近く自然栽培しやすいのですが、ただ今の日本人にとって、うまいと感じるのはコシヒカリです。それは通常より糖分が増えた形になっているから。放射線などをかけて遺伝子を操作して品種改良したものなのです。

不自然なものではなく、肉でも魚でも野菜でも、昔の自然に近いものを食べることが、健康に向けての第一歩です。

https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/728622893888133






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最終更新日  2014年12月06日 16時25分33秒
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