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2015年06月15日

【ブログでガン闘病日記を立ち上げる前にガンのことを調べて下さい】医師から伝えられる癌情報には間違いが沢山あります

カテゴリ：食育について

姉妹ブログの古い記事なのですが、まだ残っているのでアップします。

讀賣新聞の人気コラム「医療ルネサンス」（2011年6月14日読売新聞）

からお送りします。

しかし中身は役に立たないどころか誤解を招きかねないことが
すくなくありません。特にガンの情報に関してはそれが言えます。
では、全文を読んでみましょう。

［がん共生時代］ブログの力（２）　家族で喜び・不安を共有

　５月の新緑がまぶしい東京都内の公園。バーベキューを楽しむ家族や友人約２０人の輪の中心で、千葉県柏市の「マミー」こと中村美由紀さん（５４）がビール片手に豪快に笑っていた。

　「家族で楽しむこんな時間が免疫力を上げるのよ」

　２００８年７月、末期の卵巣がんと診断された。家族皆でカラオケに出かけ、「闘うぞー！」と替え歌で大合唱して励まし合った。

　ブログ「マミーとその家族が綴(つづ)る癌(がん)闘病日記」を始めたのは、その直後。美由紀さんが「生きた証しを残したい」と開設を相談し、おいの佐藤慶臣(よしおみ)さん（３４）がブログの管理人を引き受けた。

　夫の宏之さん（５８）、一人娘の真生(まい)さん（２７）も「家族皆で書いちゃうか」と盛り上がり、「マミー編」「ファミリー編」の２本立ての闘病ブログが誕生した。

　横隔膜や肝臓に転移したがんは、切除できなかった。抗がん剤も効かなくなり、０９年６月から無治療を選んだ。何度も落ち込んだが、明るく前向きな「マミーらしさ」は失われなかった。

　抗がん剤の副作用で髪が抜けた時は、慶臣さんが美由紀さんの頭に目を描いて遊んだ様子の写真や、かつらを吹っ飛ばして坊主頭でおどける動画も公開した。

　昨年は２４時間テレビの中で特別に企画された「仮装大賞」に家族全員で出場。結婚した真生さんには昨年１１月、長女が生まれ、皆で喜びをつづり合った。読者からの応援コメントも増え、家族皆で励まされた。

　一方、その間も病状は進み、美由紀さんが痛みやつらさを訴える日も増えた。ブログは、普段は明るく過ごす家族が、面と向かって言えない本音や不安を伝え合う場にもなった。

　「マミーがたまに、『マミーが死んだら…』って話をしてくる。ちゃんと聞いてあげなきゃいけないんだけど、目をそらしてしまう。怖いんだ」（真生さん）。

　「分かってるよ。マイがマミーが逝ってしまうのが怖いこと。伝えたいことは『楽しんで！　子育ても、夫婦関係も』。笑顔を見せていれば、きっとなんでもうまくいく。乗り越えられる！」（美由紀さん）。

　最近、美由紀さんは夫がブログに書いた文も読んだ。「頑張るしかない、マミーが一番頑張ってるからな。俺らも、頑張らないと」。口べたであまり感情を表に出さない夫の本心を知って、うれしかった。

　「妻は家族の中心で必要な存在です。いなくなると想像するだけで怖くて、真剣な話題は避けちゃう。でも、文章だと書けることもあるんです」と宏之さん。

　喜びも不安も共有する家族のブログが、家族の絆をますます深めていく。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=42142

本当に申し訳ないんですが、「なんか変だな？」という部分を抜き出します。

＞バーベキューを楽しむ家族や友人約２０人の輪の中心で、

え？　バーベキューで・す・か？　ガン患者さんが？
バーベキューって言ったら肉を焼きますよね？
だいたいバーベキューって言ったら肉を食べるのが目的では？
「肉無しバーベキューやるぞー」って言ったらみんな怒りますよね？

＞ビール片手に豪快に笑っていた。

アルコールですか？
（野母伊個人的には少しならいいんじゃないかと思っていますが･･･）

「そんなこと言ったって、楽しんだ方がストレスは解消できるし、
ワイワイみんなと笑うことも免疫力が上がるんでしょう？」

確かにそうですが、それとはなんか違うんですよね。

＞末期の卵巣がんと診断された。家族皆でカラオケに出かけ、
＞「闘うぞー！」と替え歌で大合唱して励まし合った。

落ち込んでふさぎ込んで腑抜けになるよりはずっと良いですが、
闘い方を知らなかったら負けてしまいます。
さらに、ガンと闘う、というのもなんか違うんですよね。

＞「生きた証しを残したい」

ひょっとして死を覚悟していませんか？
「ガンは死の病である。治らない病である。だから抗ガン剤などで
延命するほかないんだよ」
という癌呪縛にかかっていませんか？

＞横隔膜や肝臓に転移したがんは、切除できなかった。

逆に切除できなくてよかったのです。

＞抗がん剤も効かなくなり、０９年６月から無治療を選んだ。

はじめから無治療を選んでいたら･･･、

＞抗がん剤の副作用で髪が抜けた

こんな副作用もないのです。

癌にかかったらここ↓の「治ったさん」に治り方を訊いて下さい。
ガンの患者学研究所