テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:牛乳・乳製品について
新谷弘美医師が述べていることはすこぶる正しい、
と安食は思っておるのですが、それがなかなか浸透しませんね。 本がベストセラーになったとしても、例えば、 100万部売れたとしても、日本国民としての割合は たかだか1%にすぎません。 3年前に新谷弘実氏の「病気にならない生き方」を読みました。新谷氏も牛乳を飲むと骨粗鬆症になると言われていますが、先日紹介した菜食のススメの内容とほぼ同じになります。 それにしても、牛乳を飲み過ぎると骨粗鬆症になるとは、何とも皮肉なことです。そもそも学校給食で毎日飲んで来たわけですから、日本人のほとんどが、「牛乳は丈夫な骨を作る」と考えているのも無理からぬことだと思います。 この半年間、この牛乳の件といい、肉食の害といい、常識を覆すことがあまりに多くありました。自分が常識として、正しいと長年考えてきたことが、実は間違っていたわけです。そう考えると、まだまだ常識で正しいとされている事も、実は正反対だったということが、今後も数多く出てくるのだと思います。 こういうビックリな真実は、最初は「そんなバカな!」と批判しますが、理論的に説明されると「なるほど」と意識が転換されます。これは、自分にとって大きな発見ですし、楽しみでもあります。 ただ、宴会の席で、酔っ払った勢いで「牛乳を飲むと骨粗鬆症になる」などど言うと、変な人だと思われるので、最近は注意してます。昨年末の宴会で、フリーメーソンの話になり、「坂本竜馬や山本五十六はフリーメーソンだった」と言ってしまい、相当変な人だと思われたことがありました。一瞬その場の雰囲気がおかしくなったのを感じました。「こいつはオカルトっぽい奴だな。注意しよう」と思われたのかも知れません(笑)。いい歳して、宴会で面白ネタを披露しようとして、墓穴を掘った典型でした。 <病気にならない生き方より転載> 市販の牛乳が悪いということを、35年前に私に最初に教えてくれたのは、私の親戚の子供たちでした。その子供たちは、2人ともアメリカで生まれ育ったのですが、生後6、7カ月でアトピー性皮膚炎を患いました。 子供たちの母親は、かかりつけの小児科医の指示に従っていたのですが、いくら治療を受けてもアトピーは改善されず、3~4歳になったころから、ひどい下痢を起こすようになったのです。そしてついに血便まで出るようになってしまいました。びっくりした母親が私を頼ってきたので、すぐに内視鏡を入れて中を見ると、その子供は潰瘍性大腸炎の初期でした。 私はすぐ子供たちが普段からよく食べている食物を調べました。そして、彼らがアトピーを発症した時期が、医師の指導のもとに授乳を打ち切り、牛乳を与えるようになった時期であったことがわかったのです。 私は子供たちの食事から、すぐに牛乳と乳製品をすべてカットするよう指示しました。すると案の定、血便も下痢も、アトピーすらもピッタリ治まったのです。 のちに私の患者さんたちに食歴のアンケートをとるとき、牛乳・乳製品をどれぐらいとっているかという項目を設けたのも、この時の経験があったからでした。その臨床データによれば、牛乳や乳製品の摂取はアレルギー体質をつくる可能性が高いことが明らかになっています。 妊娠中に母親が牛乳を飲むと、子供にアトピーが出やすくなるという最近のアレルギー研究の結果とも一致しています。 日本ではここ30年ぐらいの間に、アトピーや花粉症の患者が驚くべきスピードで増えました。その数はいまや5人に1人といわれるほどです。なぜこれほどアレルギーを起こす人が急増したのか、さまざまな説がいわれていますが、私はその第一の原因は、1960年代初めに始められた学校給食の牛乳にあると考えています。 過酸化脂質を多く含む牛乳は、腸内環境を悪化させ悪玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを崩します。その結果、腸内には活性酸素、硫化酸素、アンモニアなどの毒素が発生します。こうした毒素がどのようなプロセスを経て、どのような病気を招くかはまだ研究段階ですが、牛乳はさまざまなアレルギーだけではなく、子供が白血病や糖尿病などシリアスな病気を発症する原因となっているという研究論文がいくつも出ています。こうした論文はインターネットなどで見ることができますので、ぜひご自分の目で確かめていただくといいでしょう。 いろいろな健康被害をもたらす可能性をもっている牛乳ですが、最大の誤解は、牛乳が骨粗鬆症の予防に役立つといわれていることです。これは大きな間違いです。牛乳の飲み過ぎこそ骨粗鬆症を招くのです。 牛乳のカルシウムは、小魚などの食物に含まれるものより吸収がよいと言われますが、それは少し違います。 人間の血中カルシウム濃度は一定しています。ところが牛乳を飲むと、血中カルシウム濃度は急激に上昇するのです。そのため、体は血中のカルシウム濃度をなんとか通常の状態に戻そうというコントロールが働き、血中の余剰カルシウムを腎臓から尿に排泄してしまうのです。 つまり、カルシウムをとるために飲んだ牛乳は、かえって体内のカルシウム量を減らしてしまうという皮肉な結果を招くのです。牛乳を毎日たくさん飲んでいる世界四大酪農国であるアメリカ、スウェーデン、デンマーク、フィンランドの各国で、股関節骨折と骨粗鬆症が多いのはこのためでしょう。 これに対し、日本人が昔からカルシウム源としてきた小魚や海藻類に含まれるカルシウムは、血中カルシウム濃度を高めるほど急激に吸収されることはありません。ですから、牛乳を飲む習慣のなかった時代の日本には、骨粗鬆症はなかったのです。 ----------------- ●新谷弘実氏 http://www.drshinya.com/index.html(リンク切れ) 【出典】 http://blog.goo.ne.jp/hitsuku/e/0211eee5cd23d824dc07c33f8978c5cd みのもんたの番組(今もやってるのかな?)や マチャアキの「あるある大事典」 (納豆ダイエット捏造事件で廃止)とか、 犬HKの「ためしてガッテン」で、 牛乳は悪い! と、やってくれたら一発なんだけどね? 「やるわけないじゃん!」 そりゃあそうだ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月02日 18時47分03秒
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