テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:食育について
へえ、あの吉野家がねぇ?
吉野家ホールディングス(HD)が5日発表した2018年3~8月期連 結決算は最終損益が8億5000万円の赤字(前年同期は13億円弱の 黒字)になった。主力の牛丼店「吉野家」は増収を確保したが 、人手不足を背景にした人件費高騰が響いた。吉野家は外食業 界のなかでもコスト全体に占める人件費の割合が比較的高く、 人件費上昇が業績に与える影響は大きくなっている。安さを売 りにした戦略の限界に直面しつつある。 3~8月期として最終赤字になるのは8期ぶり。19年2月期通期で も最終損益は11億円の赤字(前期は15億円弱の黒字)になると の見通しを示した。 3~8月期の売上高は1003億円と前年同期比3%増え、初の1000億 円台に達した。メニュー改善や家族層への値引きなどのキャン ペーンが奏功。「吉野家」の既存店売上高は4%増え、販売面は 比較的好調だったといえる。 肉やコメなどの食材価格が上昇し、原材料費を含む売上原価は 359億円と6%増加した。ただ、これは増収でカバーでき、基礎的 な利益である「粗利益(売上高から売上原価を引いた値)」は 1%増と小幅ながら伸びを保った。 しかし、人件費などを含む販管費の負担が重く、本業のもうけ を示す営業利益(売上高から売上原価・販管費を引いた値)は 5500万円にとどまり、97%減と大幅に落ち込んだ。採用や教育、 既存従業員の残業代など人件費が膨らみ、販管費は643億円と5% 増加した。同社の場合、販管費の約45%を人件費が占める(18年 2月期の値)。 人件費の上昇が続いた結果、販管費の負担は年々高まっている。 00年2月期には50%未満だった売上高に占める販管費の比率は、 18年3~8月期には約64%まで上昇。人手不足に対して脆弱な損 益構造になってしまっている。不採算店舗の閉鎖などに伴う特 別損失を計上し、最終赤字となった。 その他の外食企業も人件費上昇に悩まされている。同業の松屋 フーズホールディングスや「丸亀製麺」などを展開するトリド ールホールディングスなども直近決算期で売上高販管費率が6割 台に乗っている。 ロイヤルホールディングスは都内に完全キャッシュレスのレス トランや配膳ロボットを導入したカフェを相次ぎ開店。ゼンシ ョーホールディングスはファミリーレストラン「ココス」で卓 上の接客用ロボットの実験を進めており、20年にも実用化する 考えだ。 吉野家も「キャッシュ&キャリー」型の店舗を展開する。今期は 全国で約20店、来期からは年100店ずつ増やす計画だ。人件費の 抑制を狙って配膳と下げ膳をセルフ式にしており、従来型の店 舗より「高い利益率が見込める」(河村泰貴社長)という。 子会社のはなまるうどん、すかいらーくの「ガスト」も含めて 値引きが受けられる「3社合同定期券」も発売した。通常とは異 なる客層を取り込み、売上高の底上げを狙う戦略だ。 とはいえ、人手不足に弱い損益構造を考えると、「業績回復に は値上げなど、より踏み込んだ策が必要になるのでは」(国内 証券アナリスト)との声もある。日本株全体が上昇するなかで も、吉野家株は昨年末比で約2%安と低迷しており、今後のカジ 取りの難しさを映し出している。 6日には牛丼店「吉野家」の築地一号店(東京・中央)が東京・ 築地市場の移転に伴い閉店する。創業者の後を継いだ故・松田 瑞穂氏が戦後、築地市場に開業した1号店は、「はやい」「うま い」が代名詞の吉野家のモデルケースだ。 こうした吉野家のシステムを支えてきたのは熟練の店長やアル バイトたちだ。ホールディングスの現会長、安部修仁氏や社長 の河村泰貴氏もアルバイトからのたたき上げ。ただ、店舗の運 営に優秀な従業員を大量に必要とするビジネスモデルは「高度 経済成長期の豊かな労働力を前提にしたもの」(河村社長)だ。 「日本版ファストフード」の先駆けである吉野家はこの逆境を どうはね返すのか。模索が続く。 (亀井亜莉紗、江口良輔) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36212100V01C18A0TJC000/ 販売価格を上げればいいだけじゃないか。 それでさらに客がこなくなったらあんたの商品が悪い。 あたしゃ吉野家では絶対に食べないけれどね。 あ、吉野家だけじゃなくて、ファストフードは 一切食べないよ。 >模索が続く。 どうぞ模索を続けてください。 あたしゃ食べないけど。 吉野家 フリーズドライ みそ汁(1食入) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年10月06日 23時18分41秒
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