カテゴリ:食育について
「朝食を抜くと脳が働かない」と、よくいわれますよね。でも、必ずしもそういうわけではないようです。 医師の石原結實さんの著書「空腹はなぜいいか?」(PHP研究所刊)には、アメリカのエール大学のホーバス博士によると、お腹がすくと胃から「グレリン」というホルモンが出ることによって、脳の海馬領域の血行がよくなり、頭が働くことが分かっていると書かれています。 グレリンが出ると、人はどうしても食べ物を食べたくなって、確保しようとするのだといいます。それで頭が働くのだそうです。つまり、朝にご飯を食べるか食べないかは、脳の働きとは関係ないというのが石原さんの見解のようです。なので、朝食を取ることで頭が働く人は食べればいいし、食べないほうが頭が働く人は取らなくてもいいといいます。 ただし、医師の松生恒夫さんの著書「『もち麦』で腸イキイキ革命!」(日本文芸社刊)によると、朝食を取らないと腸の大蠕動(だいぜんどう)が起きにくくなりって排便のチャンスを逃し、便秘を招くとも書かれています。少し「出にくい」という人は、朝は食べたほうがいいのかもしれませんね。 https://asajo.jp/excerpt/44719 朝食論争には終わりがないようですね。 完全図解!一日一食のススメ 健康長生きのコツ [ 石原結實 ] 空腹力 やせる、若返る、健康になる! (PHP新書) [ 石原結實 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月04日 22時24分04秒
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