> 命の連鎖、他の動物を食べずにはいられない食物連鎖とかありますが
と、ももちやんさんがコメントに書いてくださいました。> 人間はそういう連鎖のなかで過剰に食ってますよね。そうそう。食物連鎖を持ち出して、「人間は食物連鎖の頂点にいる。だから人間は何でも食べていいんだ!」って主張する人がいますね?それで何でも食べている。過剰に食べています。でも動物の食物連鎖ってとっても狭いんです。大きな動物ほど狭いかもしれませんよ?例えば草食動物。体が大きい動物が多いでしょう?身近な例で言えば、牛ね。牛は草を食べています。乳牛や食肉牛には穀物や豆類も食べさせますが、これは牛乳を沢山出させたり、太らせるためですね。ですから牛の本来の食べ物ではないんですね。野生の草食動物に目を向けても大きな動物がおおいですね。それで彼らの食物連鎖は草と自分くらいしかないんですね?まあ、草は地中の養分を得て生長する。自身は肉食動物に食べられてしまう場合もある。食べられなくてもやがて死んでハゲタカなどの掃除動物(?)に食べられる。残った肉体の残骸は土に還る。草の養分になる。という連鎖でしょうか?肉食動物は、草食動物を食べる。間接的に草の養分を食べる。やがて死ぬ。あとは前述と同じサイクル。海の中に目を向けてみましょう。海の動物の方が食物連鎖は大きいかもしれませんね。プランクトン→小さい魚→より大きい魚・・・・・。一番の頂点はクジラなのかな?人間はそのクジラを食う。だから食物連鎖の頂点なのだろうか?じゃあ、肉食動物を人間は食うか?ライオンや虎、プーマやチータを好きこのんで食うか?あ、そうか、猫や犬を食う民族もいますね。要するに、地上では食物連鎖はあまり連鎖していない、と思うんです。雑食動物もいます。http://www.f-animalpro.com/za.htmでも彼らも自分が生息する場所の食物しか食べません。人間はどうでしょう?人間は世界中の至る所で生活を営んでいます。(極地以外ね)それぞれの地域で寒暖差はとっても激しいし、高低差もありますよね?だから人間の食べる物もそこの地域の物になるのは当然ですね?温暖な地域に住む人間は、植物性の食べ物が豊富なので、草食(菜食)中心になりました。寒冷な場所にする人達は植物が育たないので肉食中心に至りました。この狭い日本でさえ、地域によって食べる物が若干異なります。ましてや国が違えば食材が異なるのは当然でしょうね?ですから、人間に関する食物連鎖なんて、そういう地域での狭い範囲での食物連鎖でしかない、と思うんですね。今でこそ世界中からあらゆる食材を輸入できますが、もともとは自分の住む土地で獲れる物を食べていた。それが植物であろうと、動物であろうと魚であろうとね。人間は雑食だ、と言う人がいます。確かに何でも食べることは可能ですし、食べてもすぐには健康を害しません。でも、その民族に合っていない食べ物を食べ続けることは長い間には健康を害することになる、ということは明らかになりつつありますね。なんだか食物連鎖から別の方向に話がすすんで行ってしまいました。ようするに、「人間は食物連鎖の頂点にいる」なんて言葉は人間の思い上がりだと思うのです。「だから何でも食べていいのだ」という人に対しては、「どうぞ食べて下さいね」としか言いようがありません。「でもね、病気(特に生活習慣病)になっても『なんで私がこんな目にあわなきゃならないのだ』などと騒がないでね」と、言いたいですね。【人間は食物連鎖を狭くした方が健康になる。だから私は動物性食品を摂らないんです。(飯野紅葉)】ダイオキシンと環境食環境と健康熱帯雨林とエコロジー Ver2.1環境問題へのアプローチ