録音機材による音の比較
久々の更新です。最近、ピアノレッスンの記録用にSANYOのICレコーダICR-PS501RMを購入しました。なんと言っても小さいことと単4エネループ1本で10時間以上使えるのが魅力です。また、ビデオカメラ(Canon ivis HF S11)用のマイクとしてオーディオテクニカのAT9940も購入しました。これらの実力を知りたくなり、手持ちの機器を用いて録り比べをしてみました。機材の組み合わせは(1)Canon HF S11+内蔵マイク(レベルは手動設定)(2)Canon HF S11+AT9940(3)SONY PCM-D50+内蔵マイク(120度設定)(4)SONY PCM-D50+AT9940(5)SANYO ICR-PS501RM+内蔵マイク(STEREO設定)(6)MICROTRACK2+金田式A/Dコンバータ+金田式DCマイクの6通り、ピアノから3m離れた場所でそれぞれほぼ同じ場所での録音です。ノーマライズ後、44.1kHz・16bitに変換して音質の比較をしました。さて、結果は・・・やはり(6)のノイズの少なさ、バランスの良さが際だっています。次に低域がやや寂しい(3)、バランスはいいがややノイズの多い(4)、高域が寂しい(5)、(2)、(1)の順でしょうか。意外と健闘しているのが(5)です。ノイズが少し多めですがなかなかバランスのいい音を聴かせてくれます。値段を考えると(購入価格9,500円)満足のいく結果です。(4)は(3)に比べるとバランスは悪くはないのですが、ノイズが多い感じがします。以前使用していたAT822は帯域は広いがややおとなしめの音だったのですが、AT9940は音が前に出てくる感じでうまくまとまっているという印象です。さて、これらの使い方としては、コンサートの録音:(6)、バックアップ用に(3)ピアノレッスン記録:(5)コンサートのビデオ撮影:(1)+(6)で映像・音声を別録り・編集にて組み合わせるちょっとしたビデオ撮影:(2)または(1)になりそうです。録音サンプルサンプル(1)サンプル(2)サンプル(3)サンプル(4)サンプル(5)サンプル(6)曲:C.P.E.Bach Allegroピアノ:YAMAHA C3LAプレインベンション J.S.バッハインベンションーのまえに [楽譜]