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医療関係者の過酷な状況がテレビで流れていた。 医療関係者とは病院に職場がある、警備員や清掃の仕事をされる方も含む。医師看護師と同じく院内感染の可能性がある病院に勤めているからだ。 安売りで有名なオレの勤めているスーパーも、買いだめさえしなければ充分に商品が皆に行き届く筈なのに、入場規制されても大挙して来客し買い漁る。夕方前には売り場がカラカラになる。そのような現場からかパート採用の応募者も多いと聞く。 家の近所では仕事がなくなった居酒屋の廃業や、全く人の気配の無い会社の業務自粛の貼り紙が虚しく貼り出されている。 人との交流があってはならない。人との交流を妨げるコロナウィルス。 過去考えられなかった実相がある。 人との接触を断つとは家族でさえ触れ合えない。 アメリカのニュースで、幼い女の子が医者である父親とガラス扉越しでの対面しかできず、父親に甘える事ができないので声をあげて泣いていた。 これがコロナウイルスの実情なのに、日本では江の島や秩父では観光客が多いそうだ。 現時点で感染者のいない岩手県のホテルはGW予約の問い合わせが殺到しているという。 テレワークやオンライン授業が始まり、オンライン飲み会までする一方で、度胸だめしみたいに正反対の、相反する行動に出る人々。 ダース・ベイダーのようなマスクを着装していたり、花粉症用メガネにマスクを3枚程か重ね、白いゴム手袋をして買物をしている人。 人混みでもへっちゃらでマスクすらしない人。 この気持ちの振り幅は一体何なのだろう。 勿論オレは戦争を知らない。 知らないながらも一括に情報操作される事の怖さも、大先輩諸兄から聞いている。 しかし今は見えない敵がいるんだ。 人類共通の敵なんだ。 その見えない物の正体を見ようとする力が、今は必要ではないだろうか。
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最終更新日
2020年04月22日 20時22分28秒
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