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大勢の仲間と夏場クルーザーに乗りに行ったり、冬山のスキーに行ったりした。 大勢の男女の中に何組か愛し合っている男女がいた。 そのカップルの空間だけ他の男女が立ち入れない雰囲気があって、暖かく見守るというと嫉妬を隠した偽善者のような言い方だが、彼女のいないオレにとってそれは男と女の美しい振る舞いに見えた。 相手の存在しか見えない真剣な見つめ合いに、バラードが鳴り響いた気がした。 クルーザーがライディングして風に煽られている時も、デッキに横たわり花火を見る時も、ゲレンデでリフトに乗る時も粉雪を立てて転んだ時も。 独自の二人だけの世界があって、映像のヒーロー、ヒロインを見ているみたいだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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