今、アメリカでは移民法の改正でデモが起こっているそうです。
ニュースによれば、全米には1200万人の不法移民(人口の4%強!)
がいて、それは年々増えており、何とかしなければということなんで
すね。
メキシコとの国境にはとんでもなく長いフェンスを作るとか。
相当なお金もかかりそうです。
ただ、彼らは主にアメリカ南部で、経済の根底を支える製造業や
サービス業などを「安い賃金」で仕事にしています。
果たしてその人たちを排除する事なんてできるのでしょうか?
アメリカは自由の国。
こういった人たちも反社会的でなければ、ある程度受け入れるという
懐の深さがアメリカの良さかなとも思います。
事実、雇用している経営者の中には、「仕事休んでいいから
デモに行っておいで!」と送り出した白人もいるとのこと。
時期大統領の有力候補ヒラリークリントンさんも反対しています。
ハワイ移住を考えるボクとしては、移民法を改正して、キチンと
手続きを取ればもっと簡単に移住できるようにしていただけると
嬉しいですね。そうすれば不法移民も少なくなるでしょう。
日本でも東京(特に新宿あたり)では、中国の方がお仕事をしている
のを見かけます。主に外食などの接客業なのですが、日本もアメリカ
同様、製造業やサービス業での外国人比率がドンドン高くなって
います。ほとんどは正規の入国(学生も含む)でしょうが、こういった
根っこの仕事は景気が良くなるほど日本人の採用が難しくなります。
そうなると、猫の手も借りたいということで特に中国とか韓国の方は
同じアジア人でもあり、使いやすいわけですね。
お蕎麦屋さんあたりに行って注文したら片言の日本語だったりすると
なんか違和感ありますが、仕方ないのかなって思ったりします。
それにしてもアメリカという国は、自由なんだか厳しいんだか
優しいんだかこわいんだか良くわかりませんね。