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カテゴリ:マーケティング
いや~っ、ビックリ。
京阪神地区出身の方には、結構ビッグニュースですよね? 野球ファンならずとも、大手私鉄の存在感は関東の比ではありませんもの。 実際、阪神はタイガースのイメージが強くて、会社としてはイマイチの評価かもしれません けれど、関西で「大阪急」と言えば、超一流ブランドですものね? 以前、当地ではサントリーや日本生命、関西系大手都市銀行あたりと並ぶ就職超人気企業とも 聞いたことがあります(合コンでの人気も高いとか!?)。 ちなみに、私自身は名前が示すとおり、根っからの関東人なのであしからず。。。 それでも、「阪急」という企業には以前から随分注目してきましたし、(企業としての) 「阪急ファン」だったりもします。 私鉄の経営モデルを築き上げた小林一三の経営スタイルや、宝塚や東宝を生み出したその先見性、 文化や夢をビジネスとしてしっかりと成立させるそのセンスはホントにスゴイと思います。 今でも、同社に息づくマーケティング感覚や遊び心、頭の柔らかさというか、先進性には 非常に目を見張るものがあります。 そういう意味では、やっぱり阪急Gによる「救済合併」の意味合いが強いのでしょうか?? いやいや、実際には、阪急Gの経営状態も決して安泰とはいえず、逆に、タイガースのお陰で 「全国ブランド」である阪神と手を組む、というのは、案外お互いの長短を補完しあう、 報道どおり、まさに「対等な経営統合」なのかもしれません。 どうせなら、ブランドを一つに統一してもらいたいところですが、上述のとおり、 「阪急」は関西を中心に老舗名門ブランドとして定着していますし、 「阪神」は球団によって全国ブランドの呼称ですし、実際にはなかなか難しそうですね。。。 球団に限っていえば、間違っても、「阪急タイガース」や「阪神ブレーブス」が誕生するなどと 言うことはゆめゆめあり得なそうです^^! これを契機に関西では「私鉄再編」が起こり得る、とされています。 一方、関西同様あるいはそれ以上に地域ブランドに多かれ少なかれ影響を与えてきた 関東においても、私鉄同士の経営統合や再編というのはあり得るのでしょうか??? 近年とかく不祥事や事故等が取り沙汰されることも多く、「含み経営」の恩恵に浴する ことも出来なくなった関東私鉄においても、決してあり得ない話ではないかもしれません。 いろいろな効果(もちろん弊害も)や利便性もありそうですので、利用者としても引き続き 注目していきたいところです。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/04/20 02:10:20 PM
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