|
カテゴリ:太陽の塔のつぶやき
長嶋一茂氏がテレビで、自身の経験をふまえて、鬱病の克服法を「勇気をもって休むこと」と語っていた。
とてもわかりやすく良いコメントだと思った。 以前自分が受けた運転適正診断で、「気分が重い時は運転を控えてください」というアドバイスがあった。 確かに自分は何かと無理をする傾向がある。 無理をして頑張ってしまう癖があるのだ。 だからこのアドバイスを実行するのは自分にとって非常に難しい。普通の人にとってはどうってことがないのだろうが。 「勇気をもって休むこと」の難しさはよくわかる。 ところで、長嶋一茂氏といえば、野球選手の国民的スター長嶋茂雄氏の長男なのだが、現役時代はいまいちパッとしなかった。 もしスポーツの世界で遺伝子の影響が大きいとしたら一茂氏はプレーヤーとしてもっと活躍していただろう。 一茂氏は才能があるにもかかわらず練習を怠けていたのだろうか? 鬱病になるような人はそのようなことはありえない。頑張りすぎて鬱病になってしまうほど頑張ってしまうような人なのだ。 二世プレーヤーでもハンマー投げの室伏選手など活躍している人はいる。 だからつい「血」、つまり遺伝子が重要だと考えられがちだが、一茂氏の場合説明がつかない。 遺伝子よりも教育のしかたが重要だとすれば辻褄が合う。 失礼な言い方かもしれないが、長嶋茂雄氏は、野球選手として長男を教育することに失敗したのではないかと思う。人間的にどうかということは別として。 というより遺伝子さえあれば、野球選手として成功すると信じていたのではないかと。 才能は遺伝子ではなく、教育・指導によって開花すると思う。 良いコーチと出会うことが大切だ。 二世プレーヤーで成功している人は、その良いコーチがたまたま親だったということなのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月01日 00時32分39秒
コメント(0) | コメントを書く |