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カテゴリ:健康
この本は前にも取り上げたが、『病気にならない人は知っている』(ケヴィン・トルドー著 黒田眞知訳)で著者は、病気にならないためにすべきことのひとつとして、精神科医や精神分析医には近寄らないことをあげている。
「精神科医や精神分析医は、患者を治してはいない。統計によると、精神科医や精神分析医にかかった患者は実際には悪化している。精神科医はたいてい薬を処方するが、その薬は今日ある医薬品の中でも最も危険な薬と言える。」と。 それは言えていると思う。 以前、つき合っていた女性が精神的におかしくなったとき、自分はその女性を精神科のクリニックに連れて行った。 すると、医師は「重症なのですぐ入院してください」と言った。 女性は入院を拒んだ。 処方された薬はしばらく服用していたが、意識が朦朧とし(はたで見ていても異常な状態)日常生活にさしつかえるので、彼女の意思で薬の服用もやめた。 結局、仕事などを続けながら普段の生活を変えずに治すことができた。 自分は何をしたというわけでもない。ただ、「病人」として普段より優しく接していただけ。 精神科医が「入院を要するほど重症」と診断したレベルでも、その程度のことで治ってしまうのだ。 精神的におかしくなった人が求めていることは、身近な人のほんの少しの心遣いなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月04日 23時08分51秒
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