|
カテゴリ:太陽の塔のつぶやき
実は今日仕事を休ませてもらった。
昨日おもしろいことがあったので書いてみよう。 時間はたっぷりある。 仕事に疲れて歩道にへたり込んでいたら、 「おい、うちの会社の前で寝てるんじゃねえよ」と。 まともな人がいきなりそんな言い方はしない。 会社の前といっても駐車場に面した人通りのほとんどない歩道である。 どうやら彼らは車で仕事先から戻ってきたらしい。 話が大げさだ。 あきらかに言いがかりだ。 自分は「寝ていたわけではない」と言った。 すると今度は「今、チって言っただろ」と。 自分は「言っていない」と。 見たところいい年をしたおっさん(40代くらい)だが、中学生がすれ違いざまに「ガンとばしてんじゃねえよ」と目が合っただけでいんねんをつけるレベルの話なのだ。 かなり体格のいい人で、今までそうやって脅せば言いなりになる人が多かったのだろう。 自分はその手の人間はハッタリで生きているのを知っているので 「あなたの会社の駐車場内で座り込んでいたならともかく、ここは駐車場の外で歩道上である」というような事を言った。 すると、今度は「おまえの名前と会社の電話番号を教えろ」と。 自分も会社のロゴが印刷された作業着を着ていたので、仕事中と思ったのだろう。 その手の細かいクレームをつけたがる人はよくいる(女性に多い)ので、どうということはなかった。 男にめずらしいクレーマーということで、自分は「物を壊したわけでも盗んだわけでもないのに、なぜそんなにおおごとにしてしまうのか」と、突っ込んでみた。 すると彼は言うに事欠いて「みっともないからだ」と。見事に彼の人間的なメッキが剥がれた。 続けて「リフォームの仕事は見た目が重要だ」と、突然間抜けな答えが。話が飛んでいる。病気か? とにかく、住宅のリフォーム作業、もしくはリフォーム受注の営業関係に従事しているということらしい。経営者かもしれない。 それを聞いて、ふとリフォーム詐欺のことが頭をよぎった。 つまり、見た目さえ誤魔化せば構造的な問題は関係ないと。 この手の輩であればそういう考え方をしても不思議ではない。 自分は会社の電話番号を教える前に「リフォームのことはよくわからないが、その程度のことでいちいちクレームをつけるとあなたの人格が疑われる」と忠告した。 すると彼は「オレはどう思われてもかまわない」などと自暴自棄なことを言った。 それでしかたなく自分の名前と会社の電話番号を教えた。 その場所から離れてしばらくしてから自分の携帯に会社から「どういうことなのか」と電話がかかってきた。 彼はハッタリではなく本当に電話をしてしまったらしい。 自分が忠告したことに対し、あえて逆らったのだろう。いわゆる天邪鬼(あまのじゃく)である。 さぞ話に尾ひれをつけて、まくしたてたことだろう。 見た目だけの詐欺紛いのリフォームをするように。 ちなみに、この件は昨日書いた「直面した大きな問題」ではないのであしからず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月07日 17時15分06秒
コメント(0) | コメントを書く |