流星屋

相棒との散歩の途中で焼き芋屋さんの軽トラック発見。
もうそんな季節なんだなぁと思いつつ、歩みを進めて
行くと、相棒が軽トラの横に座り込んで動きません。
いや、座るというより、もう地面に貼り付く構えです。

やめて！またヘルニアが進行したかと思うからやめて！

もう本当に勘弁して下さい。
いきなり座り込まれる度にドキッ！とする方の身にも
なって下さいよ。

「お芋ならあと少し先にある八百屋さんで沢山買って
あげるから～」等と説明したところで、リアルタイムで
美味しそうな香りを漂わせている焼き芋屋さんの前では
通用する筈もなく、「ここ十日で体重少し減ったし、
色々我慢もさせたし、このくらいの我儘は大目に見るか」
と根負け。
「小さいの一本だけだからね」と念押しした途端、
転がるように焼き芋屋のおっちゃんの所へ駆け付け、
こんな顔して見上げてました。

おっちゃん！芋おくれ！


美味いやつ頼むよ！


手前の赤いギンガムチェックの紙袋が焼き芋です。
座り込みからの一部始終を見ていた焼き芋屋さんも
「わんちゃんは芋好きだからねぇ～」と苦笑い。

お金を払い終わると、急かすように近くのベンチに
向かおうとする相棒君。
散歩中の買い食い＝ベンチで休憩もすっかり学習済み。

まぁ、なんだ…それだけ踏んばったり小走りしたり
出来るようになって良かった良かった。うん。