ショップハンター

本日、当ブログにアクセスされた際に、以下のページが表示された方がいらっしゃるかもしれません。

「アクセス先のサイトで不正なソフトウェアを検出しました。」



　これは、bit.ly という URL 短縮サービスを利用しているページに表示される警告となっております。
　現在、bit.ly ではセキュリティの問題が発生中のようで、このサービスを利用しているユーザのページは同様の影響を受けているものと考えられます。

参考：bit.ly の Google セーフブラウジング診断結果



http://safebrowsing.clients.google.com/safebrowsing/diagnostic?&hl=ja&site=bit.ly


　当ブログでは、文字数削減の苦肉の策として bit.ly を一部利用しておりました（アフィリエイトには不使用）。

　しかし、いきなりこのようなページが表示されて驚かれた方もいらっしゃることでしょう。
　もちろん、私は訪問者の個人情報を不正に抜き取るような操作は一切行っておりません。

　当面は bit.ly による影響はないものと考えておりますが、セキュリティに関しては万全を期してのぞみたいと思います。
　まずは、ブログページの見直しと修正を行いました。

　これより、さらに bit.ly について調査を進め、情報をこのページに追記して行く予定です。
　ご訪問の皆さまにはご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます


　また、本記事をご覧になった方のなかで、bit.ly サービスを利用されている方は、同様に警告が表示されている可能性がありますので、念のためご利用のページをご確認いただき、必要に応じて問題箇所を修正されることをおすすめします。

　なお、bit.ly の公式サイトでも、ブログにアクセスすると、上記の警告が表示されます。
　また、ユーザログイン自体は可能ですが、プライバシーページには上記の警告が表示されます。
　ログイン後にパスワードを複雑なものに登録しなおしておくのもよいですね。


【Web ブラウザ別の警告発生確認】

　現時点では、Google Chrome 利用時に発生するみたいです（当方調べ）。

Google Chrome 38.0.2125.104 --- セーフブラウジングで発生。
Mozilla FireFox 29.0 --- 発生せず
Internet Explorer 11 --- 発生せず
Opera 23.0 --- 発生せず
Sleipnir 6 --- 発生せず


【参考情報】（外部リンク）

Google blocks Bit.ly: Chrome and Firefox affected [英語]

　bit.ly のサービス自体が悪意のあるソフトウェアを直接配布しているわけではなく、同サービスを利用しているサイトのしわざであることは明らかだと書かれています。

Bit.ly banned on Google [英語]

　現時点では Google Chrome だけでこの警告が発生しているが、いずれは他のブラウザでも同様に警告が出るようになるだろう、とのこと。（すでに FireFox でも警告が出始めているようですね。）

　また、Google 独自の URL 短縮サービスや、セーフブラウジングの認知を広めるための Google 陰謀説なんかも書かれていますが、実際のところはどうなのでしょうか……。


bit.ly が Google セーフブラウジングで不正なサイトとしてブロックされてる件


2014/10/26 追記：

　セーフブラウジングで不正ブロックが解除されましたね。
　これで訪問者に不安を抱かせずにすみます。


　Bitly の twitter による声明（英文）：
　https://twitter.com/Bitly/status/526015781533134848

　Google セーフブラウジングに誤ってブロックされたが、解決したとのこと。

　以下、セーフブラウジング診断結果：



　しかし、これだけでは不正利用者によるサービス悪用がなくなるわけではありません。
　今後は bit.ly にもさらに取り締まりを強化してほしいところです。