オイラです。
人肌の温もりが恋しい季節…
…
…なんかさ、
寂しいから、もっとひっつけ…。
さみぃから布団んとこにｽｷﾏつくんなよ。
フタしろフタ。
うん、OK。
じゃあさ、
目、つぶって黙って聞けよ。
いい？
じゃあ始めるよ…。
どんぶらこどんぶらこって
流れてきたわけよ桃が。
そうそ、ﾋﾟﾝｸのかわいいケツ。
…うまそうだね。
俺そういうの大好物だけど
それ流れてきた訳よ。
ほんでもって、じいさんばあさん
でけぇ包丁持ってぶった切る
訳だけど、そんなん
どーでもいいや。
犬、雉、猿。
それもどーだっていいや。
場所は、それよ、
鬼ヶ島よ。
暗雲たなびく鬱蒼とした闇に
浮かんだアノ島よ、そ…あの島。。
そそ、なんか気持ち悪い獄門島よ。
横溝のﾋﾞｼﾞｭｱﾙの世界だな。
そこに、くそ外道どもがたむろして
酒、かっ喰らってるわけよ。
脂ぎっしゅなでけぇツラ
デラデラ光らせて
酒呑んでる訳よ。
もー。
それ見ただけで、桃太郎は
逆上するわけね。
全部納得するわけよ…。
額の静脈ぷちぷちさせながらね。
「もー許せん、てめーら。
鬼であり続けることが許せん
三千世界の鴉を殺し、ぬしと昼寝が
してみたいもかくありなん…」
って逆上するわけよ。
ほんでもって
桃太郎も日本刀振りかざして
鬼みてえに暴れまくるわけだね。
う
ぎ
ゃ
あ
│
び
し
ゅ
う
│
す
ぺ
ぺ
ぺ
│
ッ
！！
ってな世界が展開されるわけだけど。
んなのどーでもいーや。
ほんで鬼を成敗した後で、
桃太郎は血潮に染まった
日本刀を見つめて
そっと呟くんだよ。
信長じゃないけど、
そーっとね。
「下天は夢か幻か…
鬼夜叉心に巣くわせ、
それ認め、それ納得し、
それ、我が物の実態とした
本末顛倒の妄念の傀儡。
鏡を認め、実態を
観つめきれなかった輩共。
ここに、墓石置き弔い、
目覚めの言葉を刻みつけよう。
地獄から目が覚めるまで
たわいない言葉を刻みつけた
この慰霊の石の言葉の意味を
考え続けろ」
え？
なんて、言葉が刻みつけられて
たのかって？
…。
はｗ。
それ、言うと、
おまえ恐くて
ぎゃーぎゃー
泣くからやめるよ…
あ、
動いたら隙間出来るって…
もうちょい、
こっち寄れってばさ
ってな妄想日記を書こうと
思ったけど、今日は
やめておこう…。
ぱちぱち、ぱっちん…
おわり
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