カテゴリ:オレステーション
そういえば今年の夏こんなことがあった。
今年の夏、オレは先輩たち3人と共に遥々船で地元九州まで帰ったのであるが、なにぶん21時間もの船旅であるので暇で暇でしょうがない4人。 とりあえずゲームコーナーに足を運ぶもスロットマシーンのみが数十台置かれているだけのもので、ひとまずみんなで打ってはみたものの揺れがハンパなくすぐに酔ってしまった。 しかしスロットしか暇をつぶすものがない今、4人は迫りくる酔いに耐えながらひたすら打ちまくった。(1回100円。420枚までいくとコインが1枚でてレストランで割引がある。)その甲斐あってか4人みんなが割引の権利をGETし2日目の夕飯は補償されることとなった。 だがさすがに夜中の1時をまわるとゲーセンは営業中だったがもう親指が痛い4人。しかたなく休憩室でくつろぐ。 その時デブい先輩Mがお椀を片手にのしのしとやってきた。うちらは唖然として「今からマイ茶碗でメシ!?」と思っているとそのデブは 「ちんちろりんをやろう」 と一言。よく見るとお椀の中には白米ではなくサイコロ3つ入っていた。先輩らの話によるとどうやら賭け事らしい。 とりあえず好奇心で乗り気なオレ。 ようは茶碗の中にさいころ3つをぶち込んで出た目の強さを競うギャンブルである。そのためなかなか出にくい“ゾロ目”や“シゴロ”と呼ばれる4,5,6が並んででる目などは倍率が高い。特に1の目が3つ並ぶ“ピンゾロ”と呼ばれる目は掛け金の5倍を回収できるというとんでもない目である。最強。 だが逆にめったに出ない分マイナスになる目もあって、“ヒフミ”と呼ばれる1.2.3が並ぶ目は逆に掛け金の2倍を親に払わなければならない。最弱。しかもちょっと恥ずかしい。 お椀の中に投げ込むと音が響くので結局はたたみに直に投げることになったがかなり燃え上がる4人。なにせ自らの現金が賭かっている。アツくならないわけがない。 結局夜中の1時過ぎから朝の4時すぎまでさいころをふり続け勝者はM山という先輩が勝ち取る。デブと先輩Aはそれぞれ1万ちょい負け。オレはなんとか4500円負けにとどまった。 よく考えてみると地元に帰る日から愚かなことをやったものだ。しかし“ヒフミ”を合計5回も出して完全ノックダウンだった先輩Aのことを思うとちょっと優位な気持ちになる。 上記の写真は先輩Aが5回目のヒフミを出した後にオレが奇跡の“ピンゾロ”を出した時の図。これが両者の明暗を分けた。 ちんちろりんの詳しいルールはこちら ↓↓↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 23, 2005 04:15:00 AM
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