ShotShotの「これ買っちゃった。」

英語が苦手な大人のDSトレーニング　えいご漬け


DSのソフトの中でもかなり売れていて、ミリオンセラーになっているようです。
あの元阪神の井川投手もこのゲームで英語を勉強したと公言しています。
（井川選手あんまり好きじゃなかったのですが、入団会見で一生懸命英語でスピーチいるのを観て、応援したくなりました。）

自分はコツコツ派ではなかったので中学高校と英語は平均以下をさまよっていました。
受験はなんとかクリアして仕事について7年目、何とアメリカへ研究留学する話が飛び込んできました。英会話はほとんどダメでしたが、断る理由もなく行くこととなりました。
1年半の留学の結果は・・・・何とか生活できる程度。
ペラペラとは程遠いですが、行く前と違って笑いながら会話ができるようになりました。
みんなが言う様に、慣れると聞きとることはできるようになってきます。
といっても全部理解するというよりは、ところどころのポイントワードで意味をつかんでいるような感じでしたが。
やはり突き当たるところは「話すこと」でした。
よく使う決まり文句は体で覚えてくるのですが、それ以外は頭の中で英作文するようになってしまうのでイッパイイッパイとなってダメになってしまうんですね。
まぁ、苦しみながらも話し続けることで少しずつは力がついていったようです。
でも日本に帰ってきてからは英語を話す機会があまりないので、だんだん衰えてきています。
やっぱり使っていないとダメですね。

さて、前置きが長くなりましたが、英語のリハビリになるかと思い買ってみました。
基本的には「聞いて、書く」のディクテーションが核となっています。
設定すれば英文・和文を表示させずに聞き取りができます。
力をつけるにはこのほうがよさそうです。

ただ、ひたすら書き取りを続けていくようになりますので結構疲れます。
目が疲れます。手が疲れます。頭も疲れます。
他の「脳トレ」や「常識力」とかと比べると、決して楽しいといえるソフトではないかもしれません。

勉強と割り切ってやらないと飽きてリタイヤしそうです。
でもがんばってコツコツやれば、それなりの力はつくと思います。
日本の英語教育は未だに読み書き中心で会話できない日本人を作る原因となっていますが、このソフトは聞くことをメインに置いているのでその点で優れたソフトですね。
続編が出るのであれば、少し息抜きの楽しい要素が入るといいですね。

採点：★★★★☆　（4点/5点満点）