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テーマ:最近観た映画。(40141)
カテゴリ:映画・DVD
芸人が選挙に出てるといつも違和感を感じる。
やるべきことはそれじゃないだろう、と思うのだが この映画の終盤で改めてその答えを提示された気になる。 (DVD)ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら… 芸人とは、権力や政治をおちょくりそのほころびを白日にさらすのが本来の仕事なのだ。 しかしなあ。笑いをとりつつもあれだけわかりやすく問題を指摘されれば、指導者としても期待するよなぁ。テレビ討論の場面は痛快だった。 もっとも今の問題を指摘するだけならテレビでコメディアンや司会者としてやればいいわけで、大統領としてやるなら「ではどうするか?」を明確に示さなければいけないんだろうな。 マシンガン・トークで笑えるだけのコメディかと思ったら、投票システムのエラーを見つけた開発会社の社員と会社のスリリングな攻防があったり、アメリカの政治的な問題を(多分)リアルに描き出していていろんな意味で面白かった。 印象的なフレーズ「リベラルも保守もない。あるのは合衆国だ」「チェンジ!」ってオイオイ、元ネタはこんなところにあったのかい。 実はロビン・ウィリアムズの映画って 「いまを生きる」しか観たことなかったのね。 こちらは学生時代に、教育学部の教授に勧められて観た、情熱的な先生の感動物語だった。 不思議なことにそれしか知らないはずなのに「もしも私が」を観て、いかにもロビン・ウィリアムズらしい、と思ったのだった。いつの間にロビン・ウィリアムズ=マシンガン・トークって刷り込まれていたんだろう。 「愛しのロクサーヌ」のスティーブ・マーティンを、"デカ鼻についてのジョーク連発"のシーンの印象からずっとロビン・ウィリアムズだと思い込んでいたぐらいなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.22 01:49:13
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