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January 24, 2006
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カテゴリ:【ライブ】
@横浜みなとみらいホール

26日のエリザガラコンでどうしても早退しなきゃならないので、今日は流石に早く出ることはできない。このまま行くとみなとみらい着が19:05予定。
どうなることかと思ってたら部長が「ちょっと早いけど帰るわー」と一言。キラーンと目を光らせて、「同じ方向なのでご一緒しましょう!」とか言いながら、途中で部長を上手く丸め込んで駅までダッシュ。
よし、18:58みなとみらい着だ!ちょっと押してくれれば頭から見られるかも…!と思いながら京浜東北に飛び乗るも、若干遅れが出ていて予定の品川初京急に間に合いそうもない。次の駅で降りて方向転換しようとしたら…「!?」自分の乗ってた電車見て驚愕。
「大宮行き」に乗ったつもりが「大船行き」に乗ってました…。つまり、戻るまでもなく、最初から品川方面じゃなく横浜方面に乗ってたんですよ…。
ここでかなりの時間をロス。しかも次に来たのは蒲田行き。やっぱり19:05着予定になってしまったと泣きそうになりながら電車に飛び乗り、蒲田で乗り換えて横浜へ。駅構内を全力疾走してみなとみらい線に乗ったら、あらら…?なんだか早いわ。って、最初から乗る予定の電車じゃん。すげぇ、どうやって2本早い電車に間に合ったんだろう。

で、会場に着いてチケットを見せると蛍嬢さんに「あら!ちょっと急いでください!」と言われ、小走りでロビーを抜けて無事座席へ着くと、すでにオケが板付きしていてチューニングやってる状態。わー、間に合ってよかったと一安心。

では、曲順に。

一幕
・「2001年宇宙の旅」より「ツァラトゥストラはかく語りき」
わー、これオサダくんが楽しそうにティンパニ叩いてたなぁ、去年。と、初っ端から楽しくなってくる。やっぱりOPに似合う曲ですよね。気持ちが盛り上がる。

で、この曲の終わりにパイプオルガンが被って、「…まさか?」と思っていたら

・「オペラ座の怪人」より「Overture」
ぎゃー!ま、間に合ってよかった~; いや、去年のコンサートではオケが数曲やったあとに石井さんとシルビアが出てきたので、最悪5分くらい遅刻しても間に合うかなーと思ってたんです。間に合わなかったよ…よく頑張った自分!
で、本物のパイプオルガンで演奏されるこの曲は格別。ぐっと場が引き締まる感じです。曲の終わりに怪人の笑い声が響き

・「オペラ座の怪人」より「オペラ座の怪人」
上手より、白のフワフワロングドレス(肩出し)に、パールの髪飾りとふわふわロングのウィッグの新妻聖子ちゃん登場。クリスティーヌのイメージだと思います。可愛い!席位置的に彼女の生声も聞こえたんですが、マイクを通した音声が悪い。完全に音声さんの問題だと思うんですが、私の席だと声がぜんぜん届かなくて、生声のほうが響いてました。ちと残念。
そして下手から素敵なスーツに身を包んだ今井さん登場!場内に響き渡る美声にうっとりです。隣の神奈川フィルのご贔屓さんらしき老夫婦も今井さんが歌いだした瞬間びっくりしてました(笑)
とにかく新妻ちゃんのクリスティーヌが可愛らしかった。最後の高音が惜しかったですが、あれは緊張のせいもあったと思います。その緊張した表情がはじめてファントムと出会ったクリスティーヌの緊張とダブって、いい感じでした。今井さんは完全に「ファントム」になってましたね。とても画面が浮かぶ感じ。そのまま「Music of the Night」まで行ってほしかった(笑)

ここでMC。指揮者の藤野浩一さんが今井さんとの出会いやいかに彼にほれ込んでいるか、新妻ちゃんが今いかに注目されているかを熱弁。照れるお二人が可愛かった。「お正月は何してました?」の質問に「仕事してました!31日も、彼女も一緒に」「何やってたんですか?」「……なんだっけ?」とボケる今井さんに新妻ちゃんが「ええっ!?」と鋭い突っ込み(笑)
トークではもじもじしっぱなしの今井さんを新妻ちゃんが上手くフォローして、次の曲へ。

・「慕情」
低く響く声が場内を包み込んで、なんかこう、うっとりと聞いてしまいました。終わった瞬間となりのおじい様が思い切り拍手しながら「上手いね!」と。ちょっと嬉しい。

・「タイタニック」より「MY HEART WILL GO ON」
おなじみの曲ですね。ここではウィッグを取って、髪を白い大きなお花で飾った新妻ちゃんのバズーカー炸裂。ラストの高音地声で歌い上げる所なんか全く不安なく、安心して曲に浸れました。

・「ローラ殺人事件」より「ローラ」
この曲結構好きでした。すごく気持ちよく音楽に乗れた感じ。

・「美女と野獣」
んー、これは正直CDのシルビアとのバージョンや、この前のふれあいホールでのマルシアとのバージョンのが好きかも。今井さんの声が一瞬調子悪げだったのは気のせいかなぁ。あ、新妻ちゃんはお花を取ってノーマルな髪型に。

・「ミッション」より「滝」
チェロのソロでオケを引っ張る曲でした。

・組曲「ロミオとジュリエット」
曲よりもその前のMCでの布施晶とオリビア・ハッセーと加賀まり子の話のほうが印象強いんですが(笑)素敵だったなぁ。この映画の彼女は本当に可愛い。


二幕
・アルフィ
これもスタンダードですよね。

ここで衣裳変えした今井さん(シルバーっぽい上下じゃなかったかな。何かの記者会見で見たことがある)と新妻ちゃん(真っ赤なフワフワロングドレス。可愛い!)が出てきてトーク。つーか二人に任せちゃダメだよー!藤野さんが背中で笑ってるのがわかった(笑)
今井:「一番好きな映画は?」
新妻:「難しいですけど、リピートして見た回数では「サウンド・オブ・ミュージックですね」
今井:「ミュージカルだね!」(嬉しそう)
新妻:「今井さんは?」
今井:「ええっ!?…自分で振って考えてなかった…(思案中)ローマの休日とか?」
新妻:「意外とロマンティストなんですね」(にっこり)
というこの会話が、どちらも可愛くてとても好きでした(笑)

・いそしぎ
「意味を調べたら「磯にいる「しぎ」のことでした」という今井さんの言葉に「まんまかよ!」と心の中で突っ込みを入れた人は少なくあるまい…。
曲はこれも有名な曲。というか、「いそしぎ」ってタイトルだって初めてしりました。今井さんの歌声が素晴らしく、曲終わりでちょっと興奮気味?の藤野さんに手を差し出され、照れながら握手の今井さん。

・追憶
これも超有名曲。切ない曲ですよね…新妻ちゃんの響き渡る歌声にちょっとうるうる。

・「カサブランカ」より「時の過ぎ行くままに」
時の過ぎ行くままに…というと、ジュリーと神宮寺三郎(違)
それはおいといて、この曲大好きなんですよ。ゲストコンサートマスターの桑野聖さんのソロが素敵だった。わりとこう、絡みつく系の甘い音を出される方だったので、それが曲とマッチしていて素敵。

・組曲「風と共に去ぬ」
19分の組曲でした。タラのテーマを聞くと映画の情景が思い浮かびます。全ツで見たヅカの風共に足りないのはやっぱこの曲なんだなと(笑)「私には何もかもなくなってしまった。でもタラがある。そうよ、私にはタラの大地があるじゃない!」と立ち上がるスカーレットの、考えようによっては「いいんか?それで」という性格に突っ込ませる隙なく力技で感動に持っていくにはやっぱり曲とタラの雄大な風景が必要なんだなと。
オケの熱演は素晴らしく、終わった瞬間ものすごい拍手でした。もちろん私も思いっきり拍手。

これで終わりかと思っていたら、何度目かのカーテンコールに答えた藤野さんが「もう1曲」のサイン。黒スーツに黒シャツ、白ネクタイの今井さんと、青系のカジュアルなドレスの新妻ちゃんが登場。

・EC「愛と青春の旅立ち」
うん、いい曲だ。盛り上がり感が強いし、誰でも知ってる曲なので場内も笑顔。そしていつまでも止まらない拍手とともに、本日のコンサート終了でした。

今日見てて思ったこと。
今井さんて基本的に「真っ白」な人なんだなーと。今井さんが歌うと、曲のメロディの美しさや曲の持つイメージがとても明確に伝わってくるんです。レミゼでもそう。今井さんがバルジャンの日は、バルジャンが主役として輝きながら、その他の登場人物の人生が浮き彫りになって「レ・ミゼラブル」という芝居そのものが明確になる気がする。
帰りにご飯したW嬢(残業のためコンサート見られず(涙))の「自分が役に近づくタイプなんだろうね」という言葉に、なるほどと。
真っ白な状態の自分に役を染み込ませて色を変える役者さんなのかなーと思いました。それって、作曲家や作家、演出家から見たらたまらない素材なんじゃないかしら…と思いつつ帰路。もちろん「役を自分に引き寄せる」「役を自分の色に染める」タイプの役者が悪いという話ではない。どっちも技量がないとできないことだと思うし。なんにせよ、素晴らしい楽器を持った、素晴らしい役者さんだと思います。

とにかく楽しかった!これで4000円はありがたかったです。
「フルオケバックに歌えるのは幸せ」と何度も言っていたお二人。また是非ご出演していただきたいです。





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Last updated  January 25, 2006 02:06:24 PM
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Comments

k-tag@ Re[1]:劇団四季「ウエスト・サイド・ストーリー」(09/14) よっすいー0323さん> JCSとかマンマでは…
よっすいー0323@ Re:劇団四季「ウエスト・サイド・ストーリー」(09/14) あの発声法は…四季以外を見慣れてる人には…
k-tag@ Re[1]:風魔の小次郎(08/17) olive0905さん> ミュージカル、技とかど…

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