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カテゴリ:【宝塚】
怒濤の3連休終了。青年館に通い詰め、4公演見てきました。
1公演づつの感想は絶対無理なので、纏めてそのうち書きます。 とにかく、「人間て美しい物を見ると泣けるんだな」と。それは多分美しいものには衝撃があるからで。衝撃の中身は痛みだったり、笑いだったり色々だと思うんですけど。 「なんだかわからないけど涙が出る」というのを自覚して初めて体験したのは「阿修羅城の瞳2003」のOPで阿修羅が登場するとこだったんですが、あれはとにかく歌詞と天海阿修羅の表情の痛さでなんだかわかんないけど泣けて仕方なかった。力技で持っていかれた感じ。 天海阿修羅はあまりの強さで2000年に悲恋だったラストシーンを恋の成就=ハッピーエンドにその「力技」で昇華させ、結果、恋が成就したのに取り残された出門の痛さ切なさが倍増するというものすごい衝撃を与えてくれた。 「美しさ」ってのはだから、有る意味そういう力技なんだと思う。 今回のアルバトロスも同じ。美しい曲に乗せて、ものすごい体力勝負の群舞を「あんな笑顔で踊るコムちゃん見たことねー!」ってくらいな笑顔のコムちゃん筆頭に踊る真っ白な7人(7羽というべきか?)。膝を抱えるコムちゃんの背に延びる大きな翼。「天使の夢を見たわ」と始まるパッサージュ。最後に夜明けの海(=朝海ってことか?)に舞うコムちゃんの映像とそこに重なる「月夜歌聲」。 ほんっとうに何もかもが美しくて、だから泣けて仕方なかった。 とにかく今は、あの公演を見られたことに感謝するのみ。そんな感じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 17, 2006 09:56:30 PM
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