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トレーディングカードの話トレーディングカードゲーム(TCG)は、異なる点数や価値のカードを組み合わせて勝負する遊びで、アメリカで誕生した「マジック:ザ・ギャザリング」が発祥と言われ、戦略性とコレクション性を兼ね備えており、瞬く間に人気を博した。その中でも特に「ポケモンカードゲーム」「遊戯王OCG」「デュエル・マスターズTCG」の3つのカードゲームは、市場を牽引しており、国内外からも絶大な人気を集めている。興味のない人にとっては、朝の光を浴びた街全体の美しさなどに、一切興味を持てず、騒音で、排気ガスによる一種の公害で、仕事による鬱症状が発現するかも知れない。なんだよなんだよなんだよ、カードって?さてね、デュエルマスターズの人気カードといえば、「天災デドダム」で64人規模の、公認CS大会でベスト8以上になるともらえた賞品カードだが、今はもう配布が終了しており、入手する機会も限られている。ポケモンカード「リーリエ」は2017年10月に発売された、シリーズの一枚。通称・がんばリーリエ。描いているイラストレーターの人気過熱とともに、価格も高騰している。僕が確認した限りの最高額は1200万円。ちなみにこの時、持ち出すべき場合はたった一つ、年収1000万円でも子供が沢山いるとカツカツなんだってさ、だよ。ちなみに高額カードと言って多くの人が挙げるのは「カオス・ソルジャー」お前の頭に「カオス・ソルジャー」だよ、この遊戯王カードは1999年の遊戯王デュエルモンスターズ全国大会の、優勝賞品として贈られた。その希少性と人気から、過去に約9億8,000万円で取引されたことがある。ここまでは普通にいかないけど、流通枚数が少ないほど価値があることが多い。さて、こんな華々しい一面よろしく国内玩具業界全体では1兆円を超えた。その要因はカードゲーム・トレーディングカード市場の飛躍だ。2023年トレカ業界全体では2774億円で、大人買いのモードが流行りらしい。だがカードショップ単体で見ると、大きな売り上げを出している店は殆どない。店長の給料は400万円ほど、店員が200万円と聞くと淋しい限りだ。子供達がレアカードの買取価格表を見ている横では、サラリーマン川柳が聞こえてきそうだ。またカードショップ店員あるあるで、ムスッとした態度、何言っているかわからない声量、場合によってはいきなりタメ口などで、もちろんすべての店の教育がそうだというわけではないが、給料方面が潤っていないと、教育が行き届かなくて当たり前なのだという向きもある。無論、安くても好きなことを仕事にしたいという人はいるので、カード愛に溢れている人に出くわせば、話していてやっぱり楽しいだろう。ヨハネス・フェルメールのように優雅な時を止める時、男の子たちは本当に大胆に超現実主義絵画を想像するだろう。あのね、「全日本女子バレーボール 火の鳥 NIPPON 2022公式トレーディングカード」というのがあるんだけどね、興味が一ミリもない僕からすると眼をしばたたきながら、(としか言えない、)世の中ってすげえなあ、と思う。直筆サイン入りなのがまたすごくシュールで、十周ぐらいループして、僕もちょっと欲しくなった。価値のないものを欲しがる心理とは何だろうか、それはつまるところ、他人への興味である。これも一種のカードのギャンブルなのかと肯いている。僕はオタク女子のために、イケメンや可愛い男の子の、変なポーズで、変な発言がいっぱいの、トレーディングカードをこしらえてあげたい。「間違いなく君に夢中」とか言いながら腰砕けで、床に手をついているイケメンみたいなね。意味不明だろ、でも、オタク女子はそんな男の子がいいんだぜ。沼りたい時代なんだ、ホモの人も買うかも知れない。でもね、ピエト・モンドリアンのように、システムや構造に憑かれた画家みたいに昆虫になれよ、複眼で見てみろよ、このろくでもない世界、最期はやっぱりみんな救いだったり、笑いだったり、生きている意味だったりを求めている。空っぽを埋めるんじゃなくて、時には空っぽを磨き上げたいんじゃないか、と。さて、今後カードゲーム・トレーディングカード市場が、安定していけば給料もこの限りではないだろうし、その時は愛知県名古屋市中川区にある、「the LAZY HOUSE(ザ・レイジーハウス)」のように、「日本一接客態度が悪い」演出をするようになるかも知れない。いまのところ仕事は基本的に、レジや商品陳列、お客さんが持ち込んだカードの査定などだ。この業界は新しいキャラクターが次々と登場して変化がめまぐるしく、1枚数10円のカードもあれば、驚くほど高価なものまである。相場もデータも株やFXよろしく毎日のように変動しているので、情報をしっかり把握するのが大事だ。その他ゲーム大会やの開催や、ゲームアイドルのイベントなども行い、店のファンになってもらうように努力したりする。しかしこんな努力もインターネッツの前では無力だったりする。価格変動が大きい上にちょっとの傷で値段下がるし、数十万するカードは宝石みたいな扱いをする店も多い。なお実際繁盛している店は安いか、店長がYoutuberで成功、あるいは前述したイベントに力を入れているなどのケースが多い。しかも、こんな高額で、人気のカードであるから盗難事件や、隣の国が作ったと見られる素人目には本物にしか見えない、そういう偽物のカードを掴まされることも有り得る。これも一種の偽札みたいなものかと想像する。逆にそういう心配がまったくないと言えばだが、「PSA Gem Mint 10」のカードで、実質的に完璧な状態。特徴としては、カードの四つの角が完璧に尖っていて、画像のピントがしっかりと合っており、完全なオリジナルの光沢を保っている状態のことだ。これがあるだけで査定価格に影響を与える。とはいえPSA10はグレードの中で最高評価となっているため、鑑定基準はかなり厳しい、傷やスレ、汚れがあるものは、まずその評価を取ることはできず、大体7~8割ぐらいとなっており、古いカードほど印刷ズレも多い。もちろん印刷ズレなどでも値段を高く扱う、「エラーカード」という概念もある。そしてアドラーは言ったのさ、好かれるための努力ではない、嫌われるための勇気こそが必要なのだと。だから汚れたカードだって「エラーカード」なんだと、友達に十倍の値段をふっかけてやろうぜ、それでもうんともすんとも言わなかったら、ぶん殴りに行こうぜ、拉致監禁して、それからマムシドリンコ飲んで、牛丼食べて、シバきに行こうぜこれから。byチャゲアス・アドリャーこほんこほん。咽喉がいがらっぽい、風邪だ。いえいえ、宇宙人と交信していました。(イマノ発言ハ、僕デハアリマセン、)って、お前、何思ってチェキカメラ持ってんだよ、って、ありがとうございますう、宇宙人さんと写真を撮れるなんて身に余る光栄、エリア51へぶっ飛んでいくぜえええええ(?)―――えーと、日本語では本文に出てくる、スピリチュアル的な表現をうまく心理学の用語で、置き換える傾向があります(?)さて、いまはオリパが人気だ。これはトレーディングカードのオリジナルパックの略で、メーカーが用意した詰め合わせとは違い、ショップ独自に選んだカードを封入する。販売方法 は3つあり、1つは店頭での販売。これはお客さんが自分で手に取って吟味できるのが特徴だ。駄菓子屋スタイルといってもいいかも知れない。2つ目は通販オリパ。カードショップなどの通販サイトで販売されるオリパのことだ。これはネット通販なので届くまでに日数がかかる。そして3つ目がオンラインオリパだ。スマホやパソコンから24時間いつでも引けるオリパで、ガチャのような感覚で購入できるし、引いたカードの結果がすぐ分かる、さらにいらないカードを売ることも出来る。