メモをとる時に間違うと禍根をのこすことになる
20241025FRI メモに、「2/24 4:30東の空高く月」とだけある。月日や時刻は割合に書いてあるが、年の記入が無い場合が多い。すると、前後に何かそれらしい記載が無いかと探すが、こういう場合はその根拠になるものが意外に見つからない。かといって、細かいことにまで年号を書くのも何だから、諦めるしかないようだ。 こんなのもあった。これは日付も時刻もない。何のために書いたのだろう。 # 5,1-2,3,3,3,5,2,ー, 3,5,4,3,2,ー,ー,0, 3,ー,3,3,2,2,1,1,2,2,1,2,3,ー,ー,0, 5,5,3,3,2,2,1,ー, 2,2,3,2,1,ー,ー,0,3,3,3,5,2,ー, 3,5,4,2,1,ー,ー,0. 何の曲かもわからない。「明治の唱歌 Ⅰ」に音符の下にこの記号を付けたのがある。 伊沢修二編「小学唱歌 全六巻(1893)」がその一つだ。これを探って行くと、すぐに稲垣千頴作詞小山作之進作曲「一月一日」だと知れた。5は「ソ」、1は「ド」で移動ド唱で歌うとメロディーは出てくる。「ー」は延ばし、「0」は休止である。 そうしてこれは、例の♪とーしのはーじめの とは異なると注記がある。でも、ちょっとメモの記録が間違っているようだ。最後の段はどこかおかしい。 メモをとる時に注意しないと、後々に禍を残すことになる証拠だ。