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2004年12月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 
 
恵比寿駅西口。19:40 集合。がなり塾のメンバーがえびす像の前で待っていました。


12月22日(水)


「がなり塾」最終回。



「最終回はお前らの行ったことのないような店に連れてってやる。」

ということで、恵比寿にある「Q.E.D club」というところに連れて行っていただきました。

がなり塾のメンバーはぞろぞろとそのお店に向かいました。


「Q.E.D club」は恵比寿の閑静な住宅街の中にありました。

明らかに僕がお金を払って行こうと思うような店ではありません。

門構え、ドアマンがいることからして高級感が漂っています。

中に入るとなかなか立派な内装でした。


僕が会場に着くと、がなりさんと数名のがなり塾生が既に到着し、席についていました。

早速席に着くと、今日の最終回について、がなりさんが挨拶しました。


「月に一回、年に一回でもかまわないから、たまにはこういう(高級な)お店に来てみてください、
環境を変えると、自分も変わりますよ。」といったことを話していました。

何に関しても「ふり幅」を持っているといいよってことなんだと思います。

「食べ物だけは高いものを注文しました、でもお酒は一番安いのを頼みました(笑)」

とも話してました。がなりさんらしいです。

そうこうしているうちに、全員にシャンパンがそそがれました。


がなり塾最終回の席上には、加藤和也さんもいらっしゃっており、
加藤さんが乾杯の音頭を取ってくださいました。

話し方を聞くだけで、僕は加藤さんに非常に好感が持ちました。

「がなり塾ご卒業おめでとうございます。乾杯。」


と、料理が運ばれてきました。どれも、僕が今まで食べたことのない食材が上品な盛り付けで出てきました。

育ちの悪い僕はこんな上品なところにきたことがなかったから、最初落ち着かず白ワインを飲みっぱなしでした。

ほどなく白ワインがきいてきました。白子、えび、あわび、ホタテ、キャビア、フォアグラ、牛肉などなど。

いつも、「松屋」の僕の価値観からしたら、相当の価格と質の「ふり幅」でした。


調度一週間前の 12月15日に高橋がなりさんの誕生日ということで、
がなり塾生でケーキと花束を用意していて最後の料理が運ばれてくる前に、
46本(46歳)のローソクを立てたケーキとがなりさんの好きなオレンジ色にあやかり
オレンジ色のバラの花を塾生人数分プレゼントしました。

がなりさんへのプレゼントと演出を準備していただいた皆様、
ご協力いただきありがとうございました。


そうこうしているうちに、その場も終了しました。


最後に、アイカンパニーの小畑校長から挨拶があり、

「がなり塾をやって良かった。高橋さんは次はやらないといってますが、
 また一年半後くらいにやってくれると思います(笑)」

ちなみに小畑校長とがなりさんは同い年だそうです。


最後の締めとして、がなりさんに一言と思ったら、

「がなり塾なんだから、おまえらが締めろ」と言い、

がなり塾の一人が代表してその場を締めました。


高級で上品な時間も終わり、次の店に向かいました。
今度は逆に高級とは逆のホルモン専門の焼肉屋。

店内が狭かったのもあり、10畳くらい(?)の場所にがなりさんと塾生が詰まってました。

みんながなりさんのお話を聞いていました。

ここでも、塾生からがなりさんにプレゼントを渡しました。

塾生全員の手紙(ダメだしを一つ入れた)を長靴(農業をするので)に入れてプレゼントしました。

長靴について、

「僕ねぇ、こういう長靴はかないんだよなぁ、今はいてるのもヨット用だもん。」

がなりさんらしいのですが、農業をしている格好が気に入らないらしく、明らかに農作業用とわかるものは身に着けないようです。

「格好がだめなんだよ。だから農業やるにもまず格好から。」

今乗ってるカローラをやめてポルシェに乗るとも言ってました。

手紙は長靴に入れる前に、代表 4 名に読んでもらいましたが、
どの手紙もがなりさんへの感謝の気持ちが伝わってくる良い手紙でした。

誰かに伝えたい気持ちがあると、文章の技巧に関係なく、良い文章になります。心に響きます。



しばらく、わいわいと過ごしていると、朝までいるには店が適さない場所ということもあって、

また次の場所に移動しました。

次の場所は予約してない都合もあり、SOD 方のと数人のがなり塾生が、冷たい風の吹きすさぶ恵比寿駅周辺を探し回りました。

なかなか次の店は見つかりませんでしたが、

業を煮やした(?) がなりさんが、待ちきれず「プレッシャーをかける」といって外に出て行きました。

そうすると調度次の店を発見することができました。

次のお店は中華料理店でした。

夜中ということもあり、塾生にも疲れの色がでていましたが、

がなりさんはいつもと変わらない調子でしゃべっていました。
眠気を知ってるんだろうかと思うほど。
今までの経験が夜中起きていても平気にしてしまったのでしょうか。

もしかしたら、眠かったのかもしれないけど、眠そうな顔を見せなかったのかもしれません。
日本一(?) やさしく、気配りの人ですから。



始発が走る時刻になって、がなり塾最終回もお開きとなりました。

気づけば朝の 5 時。まだあたりはそこまで明るくなっていませんでした。


がなりさんはプレゼントされた花と長靴の入った無駄にでかい箱を抱えて、
颯爽とタクシーに乗って帰っていきました。

塾生が見送る姿は、さながら親分を見送るヤ○ザのようでした。


そして塾生はそれぞれの帰途へとつきましたしたとさ。


めでたし、めでたし。


おわり。
 

 
 
 
 
 





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最終更新日  2005年01月05日 13時43分01秒
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