タミヤ 1/35のM3リーです。
小学生の時、スピルバーグの映画「1941」を見た時に、スクリーンの中で街中を走りまくった変わった形の戦車が、登場していました。
妙にその独特のスタイルから印象に残っていて、おもちゃ屋さんの戦車模型の棚で偶然見かけて、
M3だと知ったのを記憶しています。
このM3は、良く通っていた駄菓子屋さんのプラモの中にも、600円で売っていた事を覚えています。
なぜか、不思議な感覚で自分の中に存在している戦車です。
さて、このタミヤのキットですが、古い割には、とても組み立てやすい!!
パーツ数も少ない事もあり、あっという間に組み立ててしまい、塗装に入りました。
じつは、ダークグリーンやオリーブドラブ系を塗り重ねて、アメリカ戦車らしく仕上げようかと思いましたが、試しに、クレオスの日本海軍機色(濃緑色)を使ったら、ビミューにグリーンがおかしくなってしまいました。
しかし、パステルで、汚しまくったら微妙に落ち着いた感じがします。
本当に不思議な戦車。
正面から見たら、75mmが目立ち迫力があります。
足回りも、スプロケットは綺麗なディティールがあり、ホイールローダー?も実感たっぷりです。
ただ、ポリ製キャタピラだけはいただけません。
時間が経つと、このように盛り上がってきてしまいます。
サイドハッチも好きですね。
クラシカルな30年台のほのぼのした感じが出ています。
75mm砲は可動します。
この2段砲塔も、回転可動します。
リベットの頭がマイナスなのは面白い。
他社製品で1/35スケールのM3リーは存在しますが、
このタミヤの組み立てやすいキットもなかなか楽しいものです。