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カテゴリ:しゅんママの日常☆
阪神・淡路大震災からもう15年も経つんだ。 ということは当時私は19歳だったのね。もう年齢を忘れてる。 けど、あの日の衝撃は覚えてる。 朝、地震で目が覚めた時「ついに東海地震が来た」と思った。 すごく揺れて、ピアノの真横で寝てた私は、とっさに布団にもぐりこんだ。 けど、なにも倒れることはなく、思ったよりひどくもなく、すこし気が抜けてまた寝た。 けどその後、朝起きてテレビをつけてびっくりした。 あちこちで炎が上がり、高速道路が崩れてる神戸が移ってた。 うちは、東海は震源じゃなかった。 あんなに揺れたのに、結構怖かったのに、 神戸では、あんなもんじゃない揺れがあったんだ。 すごくショックで呆然とテレビを見てたっけ。 これが日本の中で起きているのか?ととにかく、ショックだった。 父が、仕事の関係で少し落ち着いたころに現地に足を運んでいた。 そこで目にしたものはどんな風景だったんだろうか。 それから1年くらい後、大阪から神戸方面へ電車で通った。 線路沿いではあちこちで建物の工事をしてた。 普通では考えられないほどに、本当にあちらこちらで。 あまりに見慣れない風景で、すごく戸惑った。 これはきっと、震災の後の建て直しをしているんだろう。と思った。 震災の地から離れて暮らしている私には、時間と共に忘れて行くようなことだったけど、 この街の人たちにとってはそうじゃない。まだたった1年。 復興に向けて頑張っているところなんだ。 それに気づいたら、なんだか胸が締め付けられるような気がした。 簡単に忘れて行ってしまう自分がすごくいやだった。 あれからまた何年も時が流れて、もう15年なんだね。 毎日暮らしている時間では思い出すことはあまりないけど、毎年1月17日が近づくと あの時にテレビで目にしたもの、心で感じたことを思い出す。 今もまだ、胸が締め付けられるような気持ちになる。 東海地震のことが頭にあるからなのかもしれないけど、人ごとじゃない。 この先もずっと、忘れないで生きて行かなくちゃね。 HPへはこちらから!! コメント/BBSへの書込みは誹謗中傷・広告等を禁止しております お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/01/16 04:27:48 PM
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