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無期限でブログを休止することにしました。
ずっと、迷い、悩んで決めたことです。
私の父が、命をかけた闘病生活に入りました。
骨髄移植をする予定で、これからそのための厳しい化学療法が始まります。
主治医から家族が全員呼ばれてとても厳しい現実を宣告されました。
これまでいくつもの病気を乗り越え、5年前にも生死をかけた難病も乗り越え、ずっと頑張り抜いてきた父の体に、さらに難病が襲ってきたのです。
父は泣き言ひとつ言わず、いつも笑って「お父さんは大丈夫だから。お父さんらしく頑張るよ。ありがとう。」と病気であることが嘘であるかのように振る舞います。
優しくて、強くて、いつも私たちを黙って見守ってくれる父が大好きで、心から尊敬しています。
父の闘病を私は全力で応援したいのです。
だからいつか、父が退院し、元気になった報告をこのブログで出来ることを楽しみにブログを休止することにしました。
いつもこのブログに遊びに来て下さる皆さま、本当にありがとうございました。
そして最後にお願いがあります。
父のような病気を抱えている患者さん達には、骨髄バンクに登録してくださるドナーが必要です。
父もいまだドナーが足りず、待っている状態なのです。
父のようにドナーを心から祈って待っている患者さんはすごく沢山いるのです。
しかし難病を抱えている以上、いつまでも待つ時間がありません。
ドナーが見つかれば、助かる命が沢山あるという現実をもう一度考えていただきたいのです。
ドナーの方のご苦労ももちろんあります。
お仕事をされている方は数日間休んでいただくことになりますし、全身麻酔で注射をして骨髄を抜くことになるため勇気がいります。
誰のために役立つのか、その移植が成功したのかどうか、そういうことも何も分かりません。
でも、せっかくドナー登録してもドナーを断ってしまったら助からない命があるということを知っていただきたいのです。
事実、ドナー登録されている方は当選されてもほとんどが断ってしまうそうなのです。
お仕事の都合、家族の反対、麻酔などの不安・・・色んな障害が立ちはだかっているのでしょう。
その障害のために、助からなかった命も知らされることはありません。
しかし、ドナーに当選することなど、人生でそうあることではないのです。
ものすごい確率で当選し、当選されたドナーの助けを待っている患者はその方が生きる希望なのです。
一度断ったら、ドナーとして一生誰かの命を助けるチャンスなんて巡ってこないと思ってもよいと思います。
だから何としても断らず、一生に一度の勇気を出してどこかの誰かの命を助けて欲しい。
私は父のために骨髄もなにも提供してあげれないのです。
なんでもしてあげたい、あげれるものは自分の体から何をあげても構わないのに、そうすることができません。
そんな苦しくて悲しい現実をこのブログから最後のお願いとして綴らせていただきました。
少しでも同意してくださるブロガーのみなさんには、どうかこの記事をリンクして一人でも多くの方々にもう一度ドナーというかけがいのないボランティアについて考えていただけたらと思います。
勝手わがままを言ってすみませんがご協力をお願い致します<m(_ _)m>
今も苦しむ患者さんの希望の光がひとつでも増えますように・・・
骨髄バンクのHPはこちらから→日本骨髄バンク
お詫び *我が家が掲載された12月16日に発売の雑誌エクステリア&ガーデンです。 詳細をお知らせ出来なくて本当にごめんなさい。機会があれば書店で見てやってください。
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Last updated
Dec 19, 2011 09:04:39 PM
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