カテゴリ:酒
「武重本家酒造株式会社」の「十二六(どぶろく)」というお酒です。 「武重本家酒造株式会社」は旧中仙道にある、国の重要有形文化財にも指定されている歴史のある酒蔵です。 「十二六」は完全受注生産で、作られる時期も決まっていて、しかも、出来てからは2週間以内に飲まないといけない、云わば生きた酒です。 発酵した状態で届くので、傾けたり揺らしたりすることは厳禁。 冷蔵庫で保管します。 沸々と泡が湧いているのが分かるくらい発酵していて、まさに生きている感がします。 届いた次の日に飲みました。作ってから3日目です。 発酵しているため、密封が出来ないのでビンの蓋に小さな穴が開いています。 そこからガスを逃がしているんですが、蓋を開ける前にそこを指で押さえて、ゆっくりとひっくり返し、戻します。 こうする事で、全体が混ざり合ってよく馴染みます。 コップでグイグイ。旨い! お酒と言うよりは、ワインに近いような、甘酒に近いような、スパークリングワインに近いような・・・。 甘みと酸味が程好いバランスで溶け合って、そこに仄かな発泡感が下を刺激します。 旨い! 600ml入りなんですが、一瞬で無くなりました。 もっと飲みたかったけど、また来年ですね。 その年の気候や温度に依って、毎年味が違うそうです。 僕は今年が初体験だったので、今年のレベルが分かりませんが、美味しかったのは間違いありません。 あ~、来年が待ち遠しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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