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カテゴリ:やきもの
そもそも七輪陶芸って何?というと、サンマを焼いたりするあの七輪を使って、焼き物を焼こう!というもの。 なんと、その日のうちに土を練って、乾燥させ、その日のうちに焼いて、完成品を手にしてしまいます。 まずは各自手持ちの粘土になるべく砂を混ぜて成形。 その後問題の乾燥。 天気が良ければお日様に乾かしてもらうのだけど、あいにくの雨。 せっかくみんなで集まったのだから、順延ともいかず、レンガや棚板・金網を組んで乾燥室を作り、そこにドライヤーで送風。 これは口から乾くので、ある程度乾いたところで電子レンジ(こちらは底から乾きます)と組み合わせ無理やり乾燥。 その後七輪上にやはりレンガや棚板を組んで焼成室を作り、そこに作品と一緒に炭をどかどか入れて焼き上げます。 送風は自然吸気ではとても足りないので、やはりダクト越しにドライヤーで送風。 焼成室全体が熱くなるというよりは、炭に触れている部分が高温になるようで、今回上部は焼きが甘かったのですが、一番下にあった破片はしっかり自然釉がかかって、焼きも十分でした。 で、写真は私のぐいのみ。 緋色が良く出ている上に、変化に富んでいてとても面白い焼き上がりです。 残念なことに、もともと砂混じりの土で、焼きも甘いので、じわりと水がにじみます。 ちょっと土鍋のように米のとぎ汁で煮たりで、なんとか収まらないものか、試そうと思います。 初めてのことで、すべての段取りに時間がかかってしまい、結局朝9時に始めて終わったのは夜の7時でした。 お子様たちはギリギリ6時まで保育園にお願いし、その後迎えにいってまた子連れで窯へ。 危ないからと遠くに退けられながらも、窯出しの様子を楽しんだようで、周は家に帰るまで、ずーと手にこのぐい飲みを抱えていました。 今回勉強したことを元に、第2回七輪陶芸ではもっと焼き締まるように工夫して、面白いものに挑戦します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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