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カテゴリ:やきもの
ここのところ図書館通いでした。
まだまだ土のこと、原料のことなど勉強しなくちゃいけないことがあって。 「やきもの」というジャンルはもちろんあって、その中でも釉薬や様々な技術について、または歴史、古陶などなどあるわけですが、さらに関連するのは幅広くて、鉱物のこと、地質のこと、お茶、お花、人形などなど・・・、さすがファイナルホビーといわれるだけあって、これは一生かかりますね(笑)。 とまあ、そこで一生過ごすわけにもいかないので、とりあえずは今必要なことから。 で、結局何を調べているかといえば、岩手の地質でした。 後は岩手の古窯。 遠野の土はカモダショウジ(ゴメンナサイ変換が面倒です・・・)が使ったり、現在も使ってる作家さんがいたりだし、小久慈焼きは昔から今も人気です。 岩泉付近は竜泉洞や安家洞といった鍾乳洞があって、石灰岩があるわけだけど、その周囲は花崗岩質があって、風化長石やカオリンなんかがありそうな・・・。 岩手の古窯を調べると、実際に古伊万里風のものが多く、そんな土が意外に豊富なのかもしれません。 以前平泉に行った時、畑で里芋を掘り起こしていたらその土が粘土っぽくて、それをおばあちゃんに言うと、「この辺の土は良くないから・・・」なんて言っていたのだけど、あの辺一帯も結構粘土質。 今回調べたところ、昔はそこで焼き物が焼かれていたこともわかりました。 単味で釉薬に出来るような風化長石が見つけられたら面白いなあ・・・。 ○○焼き風を東北でやりました、ではなくて、ここいらの素材を活かしてのものづくりにいやっぱり興味があるという方向が見つかったというわけなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月13日 02時23分36秒
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