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カテゴリ:こども
周がどうも集団での生活がむずかしい、ということもあって、担任の先生も一緒に市の健診を受けてきました。
「きこえ・ことば」「運動発達」「児童心理」「小児内科(2ヶ所)」合計5種類の専門家に順番に見てもらって、後日そのときの様子を各専門家が集まって総合的な判断をして、その後どうしたらいいかのアドバイスを受けることになります。 言葉や運動では問題なかったのですが、やはり心理の先生からは、アンバランスであることを教えられました。 知能ははっきり言って高いのです。 ところが、うまく表現したりすることが苦手で、頭でっかち。 コミュニケーションや、日々の生活がうまくできない。 こういったことに本人も困難を感じているでしょう、と。 ものの考え方もちょっと人とは違ってユニークなので、ひょっとすると小学校に上がってからも文章題なんかで、違う解釈をしてしまったり、ということもあるかも、ということでした。 とはいえ、その場でも周りからちょっと手助けすることで自分から修正できる様子が見られたということで、いくらか、トレーニングしていくことでうまくやれるようになりそうです。 先月に無熱性の痙攣を起こしていること、排泄に関してもまだうまくいっていないことを内科の先生に伝え、19日の検査の際にそれらをどういう風に伝えたら言いか相談もしてきました。 それぞれ事細かに相談をし、テストをし、で合計4時間。 いやー、疲れました。 とりあえずどこ行っても積み木のテストがあったりして、重複する部分も多いし(しかたないけど)。 周は相変わらず私さえも驚かしてくれます。 とりあえず初めの保健婦さんとの間で出てきた積み木の数をかぞえて、次に言葉のほうで出てきた積み木の数をかぞえたのががなんだか多いぞ?と思ったら、前のと勝手に足し算をしていたのだったり。 運動のところでは保育園で何組みなの?と聞かれ「か・き・く、から一つとったの」と答えるし。 「え?」となった先生に私と担任の先生が「きく組みなんです・・・」と説明。 じゃあ、なぞなぞが好きなら何かもう一つ出してみてよ、という先生に、「ぼくが生まれた年は何年でしょう?ヒントは今5歳です。」だって。 明らかに、専門家の先生たちまで驚かせる子なんだ、ということがわかりました。 ともかく、この子の成長に、要は手を貸してあげたいのです。 専門的にどういう子だ、とか、そういう事はどうでもよかったりします。 それらは周がどんな特徴があるのかを一般的に人に伝えるのには役に立つのかもしれないけれど、親からしてみれば、具体的に周がどんな風に困っているのか、どうして導いてあげればいくらか助けになるのか、それだけです。 幸い保育園の担任の先生もこうして一緒に来てくれたり、こういう機会を持って専門家も交えてのアドバイスを受けたり、みんなで見守っていけるのはありがたいことだなあ、と思っています。 親はなくても子は育つ!なんて具合に育つ子も実際いるようだけど、周の場合、親どころか、いろんな人のサポートが必要な感じです。 でも、それだって、いろんな人とかかわって育つ、といういい面になるんじゃないかな?なんて楽天家の私は考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月20日 10時32分18秒
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