さんさ踊りへ
ここ盛岡の夏祭りといえば「さんさ踊り」。太鼓の数は日本一なんだって。3日間に及ぶ、盛岡の暑い夏は昨日からスタートしたのだけれど、毎年のことながら雨模様。降ったりやんだりを繰り返す中、それでもお構いなしとばかりに太鼓やお囃子、「サッコラーチョイナヤッセ」の掛け声が響いています。こうしている今も遠くから賑やかなひびきが聞こえていて、ちょっとそわそわ。昨日は雨で諦め、今日も時折の雨にどうしようかと迷ったのだけど、天気予報は最終日の明日の方が悪いようだったので、思い切って出かけました。雨や人混みを考えて、抱っこでいざ出陣!ベビーカーや車の移動がほとんどな今、この重みは久しぶりです。というか、これは妊婦の頃を思い出す重み・・。推定9.5㎏の周は、臨月の時の体重増加分に近いしね。えっちらおっちらと歩いていくうちも、周はきょろきょろ。ネンネの時間が迫る時間帯で、散歩なんかしたことないし、パレードの行われる中心街へ向かうにつれ増える人の数に興味津々の模様。やがて熱い太鼓の響きが近づいてきて、通りの人混みをかき分けるように進みます。人垣越しに見える踊りの列。一生懸命周に指さして教えるのだけど、周はまわりの人々に気を取られている。いろんな年格好の人が、浴衣姿だったり風船をもっていたり、たくさんの屋台に、ビカビカ光るパレードカー。たしかに。お祭りってまわりのこういったすべてをも含めてお祭りだものね。去年はおなかが大きい頃だったから、人混みが怖くて遠く太鼓の音を聞くだけだった。おなかを強く押されたりしたら、命にかかわるし。こうして二人で眺めるお祭りは、なんだか感慨深いのでした。それにしても、子供連れはたーいへん!やっぱり周くらいの子を抱っこしているママパパとすれ違う時は、交わす目線が「重いー」って言ってた。ベビーカーと一緒に道ばたでお留守番をしているパパの姿も・・。でもね、みんなこうして子供に「びっくり」を一つ与えるためについ頑張っちゃうんだよね。パパ・ママ一緒にガンバロー。オー!