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こうこの手紙

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2022年10月12日
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「とうちゃん。今年の連休は散々だったな」

「ふむ。九月の十七日から二十五日の連休は晴れた日が三日。

十月十一日にやっと大山にやってきたのであるがまた木曜日は雨らしいのである」

「それでも大山にこられたな。前に素敵な老夫婦がいるぞ」

「ふむ。年をとって仲のよい夫婦は素敵である。後姿を撮らせてもらおう」



渋谷駅から下北沢経由小田急で伊勢原までやってきて乗り合いバスを待つのでした。

「とうちゃん。伊勢原止まりの列車がきてよかったな」

「ふむ。空いていたので座れたのである」

「これから山登りだから座れると助かるな」



バスは大山ケーブル駅に到着して、

ハンサム団は歩き出すのでした。



「球磨之介。去年は写真を撮り過ぎて半分データーが壊れたのである」

「今年は必要最小限でいこう」

こま参道に入っていくのでした。



早速稲荷社にお参りをするのでした。



「とうちゃん、少し早すぎないか?」

「ふむ。いきなり歩くものではないな。ふくらはぎがえらいのである」



それでもハンサム団はみんなを抜かして素晴らしい勢いで進むのでした。



「とうちゃん。新しいのができているぞ」

「ふむ。戸隠神社であるな。お参りをしよう」



「球磨之介。ここを渡ったら駅だったであろう?」

「今年はすごく早くないか。十分くらいで着いたぞ」

「ふむ。身体は調子がいいからね」



切符を買ってお参りをするのでした。



ケーブルカーの受付が始まるのを待つのでした。



車内は混んでいるのでした。

「とうちゃん。すぐ降りるんだから座らなければよかったな」

「ふむ。立つに立てず、降りるとき困るね」



大山寺駅に着くのでした。

「とうちゃん、駅から十一面観音様に行けるんだね」

「ふむ。けれどちゃんと表から入ろうではないか」



「最初に来たときは見つけられなかったのである」

「こんなに近くに石尊権現様があるとは思わなかったよな」

「ふむ。いろいろ探したのであるが足元暗しであるな」



「人がいないうちに鐘をつけよ」

「ふむ。七回つけと書いてあるのである」

​が~~~ん!!!!​
「耳が聞こえなくなったのである」

「老人頑張れ!あと六回だ」


耳がキーンとなりながら石尊権現様の由緒を読んでみるのでした。



「なんだかここは素敵なのである」

「景色も空気もいいし少し休んでいくか」



遥かかなたの相模湾を見ていると人がやってきたので下りるのでした。



「この仏像群も素敵だよな」

「最初は不気味にも思ったのであるが優しい人ばかりである」



急な階段を降りていくのでした。



東京大空襲の碑なのでした。

ウクライナで戦争をしておりますが、

日本もあんまり安全ではないような気もするのでした。



不動明王様にお参りをするのでした。



六地蔵さんにもお参りをするのでした。



また不動明王にお参りをするのでした。



「球磨之介。拙者は思うのであるが、こま参道より

ここのお不動の周りを歩いた方がよっぽど疲れるのである」

「この階段だけでこま参道より疲れるよな」



「着いたのである。有難い不動三尊を拝みにいこう」

「先に他のところをまわろうよ」



「球磨之介。手水舎に柄杓があるのである」

「久しぶりだね。もうここだけになっちゃったね」

「蔵王権現の触拝所もなくなってしまったのである」



お参りをするのでした。



池から柚ココさんが現れたので孫の動画を見てもらうのでした。



お参りをするのでした。



何やら新しいのができているのでお参りをするのでした。



稲荷社にお参りをするのでした。



お参りをするのでした。



こちらは大師堂だと思うのですがお参りをしました。

このあと本堂でお参りをしてカード式のお守りを探すのでした。

「とうちゃん、鯉の餌が売っているから買おうよ」

「ふむ。すいません。カード式のお守りはもう売っていないんですか?」

「ありますよ。これでいいですか?」

「ありがとうございます。鯉の餌もください」



一度池に戻って鯉に餌をやって駅に向かうのでした。

「大山のお坊さんはいい人だね」

「ふむ。どこのお寺の人も親切だし優しいよ」

「あそこのお寺意外な」

「ふむ。いいところなのであるが行く気になれないのである」



ケーブルカーを待つ間にしばし下界を眺めるのでした。



ケーブルカーがやってきて阿夫利神社を目指すのでした。



「大山は駅から降りたらすぐ神社だ」

「ふむ。そんなにきつくないように思うのである」



「とうちゃん。前から可愛い行列がやってくるぞ」

「ふむ。田舎の子はたくましいね。

まだ幼稚園児に見えるが大山に登るんだね」



手水舎に柄杓はないのでした。



「鳥居が見えてきたぞ」

「ふむ。こんなに楽な登山だったっけね?」

「それだけ今年は身体の調子がいいんだろ」

「これで心が晴れやかならいいんだがね」



鳥居で挨拶をしてお邪魔するのでした。



獅子山にお参りをするのでした・



「とうちゃん。あの世に行ったら虎の親子になろうよ」

「ふむ。親虎の方が間抜けそうなのである」

「とうちゃんと俺みたいじゃないか」

「……」



「犬の親子もいいではないか」

「けれどこっちはお母さんと子犬って感じだぞ」



「球磨之介。このお馬の親子は痩せてないかね?」

「草ばっかり食べているからだろ」



「球磨之介。龍の親子は無理がないかね?」

「パーマをかけた関西のおばさんみたいじゃないか?」

「ふむ。龍が台無しである」



拝殿にお参りをするのでした。



「おい、とうちゃん護摩木があるぞ」

「ふむ。記念に一枚書いてみるかね」

火に入れたとたんに写真を撮る間もなく燃えてしまうのでした。



浅間様にお参りをするのでした。



天満宮にもお参りをするのでした。



「なあ、とうちゃん。昔はこの大太刀を持って江戸からやってきたんだろ」

「そうらしいね。昔の人は体力があったんだね。

それと昔は禊ができる滝がいっぱいあったみたいなんだよ。

夏だったら拙者も褌できて全身を浄めたいのである」



大山の名水を頂くのでした。



さざれ石にお参りをするのでした。



大黒様と恵比寿様にお参りをするのでした。



妻はいないんですがお参りをしてみるのでした。



ボケないようにお参りをしてみるのでした。



お参りを終えたハンサム団は帰路に着くのでした。



こま参道を駆け下りていくのでした。



バス停近くで幼稚園児に追いつくのでした。



「球磨之介。今年は御嶽も大山も早くお参りができてしまったのである」

「来年から徒歩を増やすか、神社でゆっくりしようよ」



「とうちゃん。幼稚園の子供でも徒歩で往復するんだね」

「ふむ。子供にはちょっときついように思うのであるが偉いね」

「こんな空気と水のいいところで育ったらいいだろうな」

「ふむ。渋谷はすっかり高いビルだらけになってしまったからね」


なんとなくお名残り惜しく、どこかに寄ろうかと相談するのですが、

身体のことも考えて渋谷に帰るハンサム団なのでした。





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最終更新日  2024年06月23日 06時48分40秒
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