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こうこの手紙

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2023年09月30日
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カテゴリ:カテゴリ未分類


球磨之介はいうのでした。

「とうちゃん、もし入院なんかになったら大山にいけないぞ」

「ふむ。しかし身体がえらいのである」

「無理しても行かなきゃだめだ」

「ふむ、そうだね、伊勢原は一時間あれば着くのである」

「それからまた一時間かかるけれどな」



とういうことで下北沢から小田急線に乗り換えて

伊勢原にやってくるのでした。



「とうちゃん、電車がスムーズで助かったな」

「ふむ、座れたのが有難いのである」

バスもすぐやってきてみんなが座れるのでした。



「球磨之介。コロナが終わったから人も多いね」

「コロナは大流行じゃないか」

「ふむ、慣れというのはおそろしいね」



祥之介は重い足取りでのぼりはじめるのでした。



「とうちゃん。今年もなんとかお参りができたぞ」

「ここを見るとほっとするのである」



ひたすらのぼるのでした。



疲れてものぼるのでした。



「とうちゃん。めしを食っていないからお団子でも買えばいいぞ」

「球磨之介、下痢になったらイヤなので降りるまで食事はしないのである」

「大丈夫か?」

「ふむ。往復二時間というところではないか」

「まあ、富士山で遭難する人もいるんだから倒れたら誰かが助けてくれるだろ」



「とうちゃん。去年できたやつだぞ」

「ふむ、お参りしよう」



「球磨之介。今年はケーブルカーが遠いな」

ひたすらのぼるのでした。



「とうちゃん、もうすぐケーブルカーの駅だぞ。がんばれ!」



「とうちゃん、今年もお参りできたね」

「ふむ、有難いね」



往復の切符を買って待つのでした。



「球磨之介、どこから人がきたんだろうね」

「満員だぞ。子供に席を譲ってあげろよ」



大山寺駅でおりて石尊権現さんにあいにいくのでした。



「とうちゃん、一昨年はわからなかったんだよな」

「ふむ。もっと頂上にあると思っていたんだよ」



相変わらずのたくさんの仏像なのでした。

半分くらいしか写らないのでした。



「とうちゃん、石尊権現様の本地十一面観音菩薩だぞ」

「とてもやさしそうな観音様であるな」



「とうちゃん。誰もいないからちょっと休んでいこうよ」

「ふむ、今年はちゃんと鐘をつこうと思うのである」

「去年は加減がわからなくて凄い音がしたよな」



「とうちゃん、今年は紅葉が遅いのかな?」

「ふむ。去年は紅葉の真っ只中だったのである」



空襲で亡くなった方に哀悼の意を表すのでした。



お寺に向かって歩いていくのでした。



「とうちゃん、今度夜にきてみないか」

「球磨之介、夜きたら下山できなくなると思うのである」



本日最初の不動明王にお参りをするのでした。



六地蔵さんなのでした。



続いて不動明王にお参りをするのでした。



「とうちゃん、大山で一番疲れる階段だぞ」

「ふむ、ここはのぼれるかね」

「一気にのぼらないとのぼれないぞ」



のぼった頃にはヘトヘトなのでした。



ちょっとよくわからないのですがお参りをするのでした。



続いてお稲荷さんにお参りをするのでした。



こちらは千手観音菩薩だと思うのです。


  
本堂の不動明王にお参りをしてお守りをかえてもらうのでした。

そうして大山の駅に戻るのでした。



すぐケーブルカーがやってきて中社を目指すのでした。



ケーブルカーはのぼるのでした。



駅に着いて少し休憩をして阿夫利神社を目指すのでした。



駅からは近いのでした。



「とうちゃん、また急な階段だぞ」

「急がず休まずいくのである」



手水舎でお浄めをするのでした。



もうすぐ拝殿が見えてくると思うのでした。



「とうちゃん、なんとか着いたね」

「ふむ。早速お参りをしようではないか」



確か日本一の獅子山なのでした。



「今年も虎の親子に会えたな」

「ふむ、おかあさんはいいね」

「とうちゃん、きっとお父さんと子供だよ」



立派な拝殿なのでした。

社務所で寅のお守りをもとめるのでした。



お江戸スタイルの若い衆なのでした。



天神様にお参りをするのでした。



浅間神社にお参りをするのでした。



ここは地下の方になるのでした。



大黒様と恵比須様にお参りをするのでした。



細石にお参りをして帰路をとるのでした。



急な階段を下りていくのでした。

のぼるよりおりる方が結構大変化もしれません。



ケーブルカーには大行列ができているのでした。

満員電車のようなケーブルカーで下山するのでした。



みんなもくもくと歩いていくのでした。



「とうちゃん、お団子を買ってかえろうよ」

「ふむ、汽車を待つ間に食べようではないか」



バス停に着くとバスが待っているのでした。

ケーブルカーは大混雑だったのですがバスはみんな座れるのでした。

駅に着くとすぐ快速特急がやってきて団子を食べそびれるのでした。

「とうちゃん、これで今年も関東三大不動にお参りできたな」

「ああ、これで入院でしても死んでも大丈夫なのである」


今年は非常に弱っているのでした。

連日続いている検査も来週の金曜日で終わるのでした。







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最終更新日  2023年10月03日 17時50分19秒
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