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こうこの手紙

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2024年05月28日
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球磨之介は叱咤激励をするのでした。

「とうちゃん。どうなるかわからないんだ。

鹿島神宮にお礼にいかなきゃいけないんだろ」

「ふむ。死んだらいけないので頑張るのである」



ハンサム団は相談をするのでした。

「とうちゃん。バスがいいみたいだぞ」

「ふむ。拙者は電車が好きなのである」

「鹿島に行く電車は一時間か二時間に一本だぞ」

「ふむ。バスしかないではないか」

ということでハンサム団は東京駅八重洲口にやってきたのでした。



「結構本数があるんだね」

「ふむ。二十分に一本くらいあるね」



「とうちゃん。バスのくせに結構スピードを出すね」

「ふむ。ほかの車を追い抜いているのである」

「お城みたいのが見えるぞ」

「ふむ、掃除をするのが大変そうである」



何やら最初のバス停に着くのでした。



いくつかのバス停を経由して鹿島神社のバス停に着くのでした。

「球磨之介。どっちにあるんだろうね?」

「大きな神社だから方向さえ間違わなければ必ず着くさ」



「とうちゃん、あったぞ」

「ちょっと小さくないか?」

「間口は小さく中は広いに違いない」

「伊勢と書いてあるように見えるぞ」

「お参りをしようよ」



しばらく行くとまた神社があるのでした。

「ここはお稲荷さんだよな」

お参りをしてみるのでした。



「とうちゃん。なんとなく参道に入ったんじゃないか」

「ふむ。鹿島の人は商売っけがないんだね」

「普通の民家が並んでいるよ。けれどお蕎麦屋さんもあるよ」

「どれ神社があるではないかお参りしよう」



「球磨之介、鳥居が見えてきたのである」

「また小さいやつじゃないか」

「そんなことはないのである。大きく見えるぞ」



「とうちゃん。鹿島神宮って書いてあるよ」

「本当である。やっぱり立派な神社だね」



境内の案内を見てみるのでした。



手水で浄めるのでした。



あいにく門は修理中なのでした。



拝殿があったので並んでお参りをするのでした。



お参りをするのでした。



どんどん進んでいくのでした。

「球磨之介、懐かしい茨城訛が聞こえてくるのである」

「故郷の訛懐かし鹿島様の中にそを聞きにきたか?」

「ふむ、ここは茨城なのである」



「球磨之介、ここの神社はとてもいいね」

「そうだな、平地にあるのにすごいね」

「東京だと明治神宮に印象が似ているのである」

「こちらは天然の山だからなんか御神気が違うような気がするね」

「そんなに苦にならないから一年に一回はお参りにこようかね」



こちらはさざれ石だそうです。



売店で人参を買って鹿に食べてもらうのでした。



お参りをするのでした。



いよいよ奥の方に入っていくのでした。



階段を下りていくのでした。



こちらは名物御手洗池なのでした。

「とうちゃん、水がいいね」

「ふむ、こういう空気と水で育ったら健康になるね」



「とうちゃん、ブレスやお数珠をお浄めしろよ」

「ふむ、少し飲ませt頂こう」

とても美味しい水なのでした。



お参りをするのでした。



とても歩いていて気持ちがいいのでした。



「とうちゃん、武御雷と建御名方と間違えただろう」

「ふむ、名前が似ているのである。

それにしても大国主さんって素戔嗚さんの娘婿だろ?

そしたらタケミナカタさんって天照様の甥っ子じゃないのか?

なんか神話がおかしくないか?」

「とうちゃん。歴史というのはみんな違うじゃないか。

大東亜戦争だってアメリカと韓国とロシアと中国じゃ全く違うだろう。

みんな自分の立場で書いたら矛盾がでるもんだよ。

氷川神社に行ったら氷川神社に従って、鹿島に来たら鹿島に従えよ」

「ふむ、そうすると大国主さんと恵比須さんは親子でいいのか?」



お参りをするのでした。



奥宮は混んでいるので並んでお参りをするのでした。



お参りを終えて戻ってくると稲荷社があるのでした。

そうして鹿島神宮をあとにして帰りのバス停を探すのでした。

「また迷うんじゃないか?とうちゃんは最近方向音痴だ」

「ふむ、けれど大きな通りに出ればいいだけだからね」

と云いながら通りに出ると丁度バスが走ってくるのが見えるのでした。

「走れとうちゃん!」

ハンサム団は速やかにバスに乗れるのでした。



「とうちゃん、いいところだったね」

「ふむ、今度は霧島神社に行ってみたいんだよ」

「九州だろ? いけるかな」

「お遍路も行きたいし、伊勢にも行きたいんだよ」



四時過ぎに東京駅に着いたハンサム団は相談するのでした。

「球磨之介、黍を買い求めたいのである」

「渋谷の百貨店などにはなかったんだよな」

「飴屋横町にはあるらしいのである」

「渋谷から上野は遠いからな。東京からなら近いよな」

ということで御徒町にやってくるのでした。

「とうちゃん、摩利支天ののぼりが見えるぞ」

「ふむ。豊川稲荷で有名なのである、お参りをしていこう」



黍を探して雑穀屋に行くと……休みなのでした……

「とうちゃん、アメ横なんだ他にも売っているところがあるよ」

「ふむ、世の中便利になったのである、スマホで調べよう」

「あるじゃないか。しかもアメリカ屋から一分。すぐだぞ」

木の実や雑穀を揃えたお店がガード下辺りにあるのでした。

「おねえさん。私たちは黍を買いにきたのです」

「黍ですか、こちらが北海道産、こっちが中国産です」

「味は違いますか?」

「どちらも変わらないですが、みんな国産を喜びますよ」

「味が変わらないのなら中国産でいいです。

それと黍と比べて粟はどうですか?」

「粟は黍より小粒で硬いです、黍の方が無難だと思いますよ。

ところで黍や粟をどうするんですか?」

「はい、貧乏なんで鬼に宝を分けてもらおうと思っているんです。

お供を集めるのに黍団子と粟団子のどっちが喜ばれるか考えていたのです」

ということで黍を買って帰るのでした。



ハンサム団は本堂にお参りをして末社をまわるのでした。

摩利支天の縁日は猪の日だそうです。

「とうちゃん、俺たちは寅年だから毘沙門天さんだと寅の日だぞ。

かあちゃんは猪年だから摩利支天なのか」

「それにしてもさりげなくここは三大摩利支天だそうである」

「いいお寺だよね、これからもいろいろ行こうね」



こちらは石橋稲荷神社だそうです。



「球磨之介、これはお馴染み寛一お宮であるか?」

「とうちゃん、足蹴にされていないぞ」

「ふむ。昔の女性はか細いんだね」



こちらは七面大明神様だそうです。

法華経を守護する天女さんだそうです。



迫力のある日蓮上人に御挨拶をして帰路をとるのでした。

渋谷に帰ったハンサム団は餅黍でおかゆを作って食べるのでした。


その晩から身体が思いっきりだるくて三日ほど寝込む祥之介なのでした。

「とうちゃん、鹿島神宮の波動は強烈だったのかな」

「ふむ、身体が浄化されているのかもしれないね」

「とうちゃん、なんかいい方向に向かっているように思うぞ」

「ふむ、なんだか身体もよくなりそうなのである」


今週中に香取神宮と成田山新勝寺にお参りに行こうと思っている

祥之介と球磨之介なのでした。


身体の滋養をつけるために米ともち麦ともち黍のおかゆを食べていることにしたのでした。





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最終更新日  2024年06月09日 09時28分15秒
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